【言霊荘】4話のネタバレと感想｜狂気の日記と都市伝説の内容を掲載

【言霊荘】4話「誰も見てない」のネタバレと感想をまとめています。

栞を脳死状態にして臓器移植を企む麻美は、言霊に操られているのか？そして、麻美がなぜそこまで臓器移植にこだわるのか？その理由に恐怖する回です。ドラマ内に登場する麻美の狂気の日記と、都市伝説「血の滲む団地」の内容も掲載しています。

【言霊荘】4話のあらすじ

第3話ご視聴ありがとうございます??#言霊荘 第4??話
30日土曜よる11時30分???
※通常より30分遅い放送です

言霊の呪いが暴走する第4話?????
??30秒PR公開??

お見逃しなく??#西野七瀬 #永山絢斗 #内田理央 #堀田真由 #森田望智 #石井杏奈 #中村ゆりか #斉藤由貴

??アベマで全話【無料】見逃し配信中 pic.twitter.com/KompYUxzYs

— 土曜ナイトドラマ『言霊荘』【公式】 (@kotodamasou) October 23, 2021

丸山栞（中村ゆりか）の主治医である菊川麻美（森田望智）は、彼女の臓器を移植しようと企んでいた。歌川言葉（西野七瀬）は中目零至（永山絢斗）と一緒に栞を病院から連れ出し、アパートに連れて帰ってくる。すると栞は目を覚まし、臓器移植の危機を脱した。

麻美がなぜここまで移植にこだわるのか？隣室に住む小宮山綾子（堀田真由）は「鈴木さんを絶対助ける」と麻美がつぶやいていたという。鈴木という人物は麻美の病院に入院する患者で、肝臓の移植手術が必要だった。

麻美はこの患者を救うために、栞を脳死にして臓器を移植しようとしていたことが判明した。

鈴木という人物は何者なのか？その正体を探ってみると、恐るべき事実が……。

【言霊荘】4話のネタバレ

今回は4号室に住む医者の麻美がターゲットです。キーワードは“秘密”となっています。栞が窮地から救い出されますが、今度は麻美が言霊の力によって狂い始め……。

謎の男鈴木

麻美の隣の部屋に住む綾子からの情報で、鈴木という人物が麻美の勤める病院の患者であることが判明しました。この鈴木という男が何者なのか？どうやら麻美の恋人らしいということです。

鈴木は肝臓の移植が必要な状態で恋人の鈴木を救うため麻美は、栞を脳死状態にして臓器を移植しようと企んでいたのです。

計画が失敗した麻美はある患者のカルテを見てため息をつきます。その患者のカルテを他の医師に見せ、生体肝移植ができるかどうか聞きます。カルテを見た医師は、この心臓では移植に耐えられないから、患者にやめるよう説得したほうがいいとアドバイスされました。

移植ができないと言われたカルテは、麻美のものだったのです。麻美は最初、鈴木に自分の肝臓を移植しようと考えていました。しかし、手術に耐えられないといわれたことで、栞をターゲットに選んだのです。それも失敗に終わり、鈴木を救う手立てが他にないか麻美は悩みます。

強力な言霊

コトハは栞に続き麻美までも人を殺そうとしたことに、やはり言霊を何とかしないとと考えて志麻の所へ行きます。

志麻が言うには麻美は自分の言動を制御できない状態で、アパートに住む言霊のせいだと言います。しかも、言霊は住人の言葉を具現化してきたことで、力を増してきているそうです。

そうして力を増した言霊は住人の想念を肥大化させて、常軌を逸した行動に駆り立てます。このままでは住人がみんなおかしくなってしまう、コトハは志麻にお祓いを再びお願いしました。

ですが志麻は金を払えと言い、ボランティアでやっているわけじゃないと、金も出さずに文句を言うコトハに言い返します。そして、支払う金額は霊が強くなったので倍の200万だと要求してきました。

お金がないコトハに零至は、動画の登録者数が増えたらすぐ払えるから、言霊に願ってみたらどうだと提案します。しかし、言霊を葬るために言霊を利用すれば言霊の怒りを呼ぶ、といって志麻はやめるよう忠告しました。

2人は志麻の忠告を無視して、動画の登録者数が増えるよう祈ります。ですが全く増える気配がありません。むしろ減っていました。

やっぱり霊のせいではないのではないのかもと、零至は言い始めます。なぜなら、自分が霊感商法で行った先で、集団ヒステリーにより霊を見たという人たちがいたからです。異変の原因が分かった途端、霊を見る人はいなくなったそうです。このアパートも果たしてそうなのか？

戦慄の動機

今日も鈴木さんを救いたいとつぶやきながら帰ってきた麻美が、部屋の扉を開けた途端に倒れてしまいます。騒ぎを聞きつけて駆けつけた住人たちが、救急車で運ばれていった麻美の部屋の中を調べることにしました。

勝手に人の部屋に入って調べ始める住人たち。コトハは麻美の日記を見つけて驚愕します。

なんと、勝手に婚姻届を出して夫婦になります。日記には婚姻届受理証明書が挟まっていました。

そして、鈴木の写真を見た早紀が驚きます。その理由は今回は分かりません。

ドラマの結末

麻美は自分の臓器を提供したかったのに、なぜ栞の臓器を狙ったのか？コトハたちは不思議がります。その理由は麻美の心臓が手術に耐えられないからでした。鈴木が病気になったのは麻美の言霊のせいなのか？コトハたちは考えます。

言霊に願ったのに登録者数が増えずにいたコトハですが、ふとチャンネルを見てみると既に1万人を超えて、今も増え続ける状態になって驚きます。

その頃、救急車で病院に運ばれた麻美は手術台の上でした。これから生体肝移植をするという医師に震える麻美、医者の背後には袋を被った女の霊が立っていました。

麻美は手術をして亡くなってしまうのか？次週に続きます。

「血の滲む団地」の内容

零至が集団ヒステリーが起きたという、ある団地の話が面白かったので掲載します。

どうやらこの話をよく読むと、団地で少女が貯水タンクで死んでいること自体は事実のようです。ただ、原因が判明した途端、誰も幽霊を見たと言わなくなったというのが、零至の言うところの“集団ヒステリー”なのではないか。という話です。

【言霊荘】4話のまとめと感想

別れた相手に未練があった麻美の狂気が恐ろしい回でした。

幸せな日々からフラれたことで、徐々に狂気に変わっていく日記がなんとも恐ろしいです。そしてオチは『世にも奇妙な物語』のようで、自分の体を手術されてしまうかも？という終わり方をします。

恐らくですが鈴木の写真を見て早紀が驚いていたので、鈴木は早紀とも関係があったのではないかと考えられます。鈴木が病気になったのは麻美の言霊ではなく、早紀の言霊だったのかもしれません。

また、麻美が倒れた原因として、栞が「ここからいなくなればいいのに」とつぶやいたと言います。どこまでが誰の言霊でそうなったのかははっきりとしませんが、言霊はなぜか零至の願いは叶えてくれません。お札も売れなければ今回、コトハとヤリたいという願いも聞き届けられませんでした。言霊は女性の願いしか叶えてくれないのか？

ドラマの小道具として出てくる日記の狂気具合と、都市伝説っぽい怪談話がちゃんと作りこまれていたのが面白かったので、今回取り上げてみました。霊も怖いですが、人間も相当怖いと思う回でした。

次回は第一章完結で11月6日23時から放送予定です。