【言霊荘】2話「記憶にありません」のネタバレと感想をまとめています。
今回のターゲットは2号室の住人・栞です。都議会議員の秘書をしている栞は、ある計画を立てていました。それは、記者を殺害する計画でしたが……。
【言霊荘】2話のあらすじ
🗣#言霊荘 《第2話》
— 土曜ナイトドラマ『言霊荘』【公式】 (@kotodamasou) October 10, 2021
16日土曜よる11時放送✨
30秒PR公開🎥
第1話のご視聴ありがとうございました❣️
言霊の呪いが解き放たれた第2話
新たな展開が…👣#西野七瀬 #永山絢斗 #内田理央 #堀田真由 #三吉彩花 #森田望智 #石井杏奈 #中村ゆりか #斉藤由貴#衝撃の第1話はアベマで無料見逃し配信中✔︎ pic.twitter.com/gvoYM5u3pa
1号室の住人・阿木紗香(三吉彩花)が除霊に失敗して亡くなってしまい、歌川言葉(西野七瀬)と中目零至(永山絢斗)の2人は警察に事情聴取を受けることになってしまう。
除霊をしていた証言を、あの時扉を叩いた隣室の丸山栞(中村ゆりか)にしてもらおうとするが、彼女は明け方まで自宅には戻ってないと言う。確かに除霊の最中に扉を叩いたのを聞いていたコトハは、彼女が嘘を言っていると思っていた。
紗香の死が突発性の心筋梗塞だと分かり、コトハと零至は解放される。自宅で引越しの片付けをしていると、紗香がつけていたブレスレットの鈴の音が聞こえた。ノックをする扉を開けてみた先には、栞が同じブレスレットをつけて立っていた。彼女は都議選に出馬をする予定だから、警察に余計なことを言っていないか確認しに来たのだった。
同じブレスレットをつけていることを疑問に思ったコトハは、こっそり栞の部屋に入って物色をする。すると、パソコンに殺しを依頼するメールを発見してしまい……。
【言霊荘】2話のネタバレ
今回は前回亡くなった紗香の話から、隣室に住む丸山栞の話になります。言霊が再び住人を不幸に陥れてしまいます。
栞の秘密
紗香が亡くなったことで警察がやってきて、コトハと零至の2人が容疑者として疑われます。刑事に除霊をしていたことを証言できる人はいないのかと問われ、コトハはあの時、ドアを叩きに来た栞を思い出します。そして栞に証言をしてもらおうとしますが、彼女はあの日は明け方まで自宅に戻らなかったと言いました。コトハは嘘をついていると言いますが彼女の証言は変わらず、2人は警察に連れて行かれてしまいました。
一方、栞はリモートで記者の島谷進次郎という人物と話をします。東京都都議連幹事長の大高康司が、建設会社から賄賂を受け取った疑惑についてです。雑誌には栞が金が入ったと思われる鞄を持って、料亭から一緒に出てきた姿が盗撮されていました。栞は当然否定をして、一方的に会話を終えます。
その後、鳴海了という人物からのメールで「島谷の件、準備は整った」と書いてありました。島谷とは先ほどまで会話をしていた記者のことでした。
聞こえる鈴の音
紗香の死因が突発性の心筋梗塞だと分かり、2人は警察から解放されました。神社に行き宮司の志麻が言うには、アパートに言霊を操っている自縛霊が住み着いているなら、除霊に怒って紗香の命を奪ったとしてもおかしくないそうです。即刻アパートを立ち退いたほうがいいと忠告しました。
しかし、コトハは謎を解明したいとも思っていました。アパートの住人たちにお札を売りつけに零至がやってきたのを見て、コトハは引越しの片づけを手伝えと連れていきます。すると、紗香のブレスレットについた鈴の音がどこからともなく聞こえてきました。さらに扉を叩く音がして、恐る恐る扉を開けると栞が立っていました。彼女も紗香と同じブレスレットをしていたのです。
栞は都議選に出馬する予定があるので、警察に余計なことを言われては困ると釘を刺しに来ました。同じブレスレットの謎を探りたいコトハは、2号室の部屋の鍵があればいいのにと言いました。
管理人室に行って扉をノックしますが、相変わらず誰もいません。鍵を借りるのを諦めた矢先、なぜか床に鍵が落ちていました。まさかと思いながらもそれを拾って栞の部屋に行きます。鍵を差し込んで回すと扉が開きました。
殺人依頼
栞の部屋を物色し始めるコトハは、ノートPCに目をつけます。この中に何かあるに違いないと見ようとするのを、零至はパスワードがかかっていて見れないに決まっていると言いました。コトハはかかってないであって欲しいと願うと、PCは難なく見ることができました。零至は言霊の力ではないかと思い始めます。
中のメールにこんなやり取りがありました。
わたしはどうすればいいんですか?
10月15日13時に島谷を地図の場所に連れて来い。
1千万円で島谷進次郎の口を永遠に塞ぐ。
了解しました。現金手配します。
産廃処理工場のボイラー室に島谷を誘い込め。
間違ってもお前は中に入るな。
島谷という人物を殺害するためのやり取りが残っていたのです。明後日に決行されると知ったコトハは、写真を一応撮っておくことにしました。
報道が出た後、大高幹事長は秘書の栞に記事のもみ消しを指示し、建設会社幹部から鳴海了という男を紹介されたのではないか?そしてそのご褒美が都議選立候補ということじゃないのかと、コトハと零至は推理します。
コトハは「最低ね。立候補なんてできないくらい、不幸な目に遭えばいいのに」と思わず口にしてしまいました。零至はネガティブな発言はしない主義じゃないの?と指摘し、鍵が落ちていたのも言霊の力だとしたら、次は栞が不幸な目に遭うのかもしれないと言います。コトハは慌てて否定しますが、事態は動き出します。
一切記憶にありません
アパートにまで島谷が栞に取材しに来て、彼女は迷惑そうに「昨日の事は一切記憶にありません」と言って追い返します。それを見ていたコトハが、正直に不正を認めるべきだと提言しました。すると、栞は「あなた不法侵入じゃない?」と言ってコトハを記者と勘違いしています。
驚いたコトハが昨日も紗香が亡くなった時の件で会っていると言いますが、紗香が亡くなったとか何言ってるのと言って丁度そこに現れた瞳に助けを求めます。しかし、瞳を始め他の住人も紗香が亡くなったと口にするため、栞は自分がどうかしているのかもしれないと思い始めます。
自室に戻り紗香のことを検索した結果、確かに紗香は亡くなっていたのです。やがて大高幹事長から電話が入り、今夜の会合は日を改めることになったと聞かされます。その会合が何なのか、栞は分からずにいました。昨日の記憶が本当になくなってしまったのです。
栞が見ていない隙にパソコンの画面から手が伸び、再び画面を見ると殺人依頼のメールのやり取りの文字が浮かび上がって文面が読めなくなります。さらに飾ってあったダルマが落下して、両目が黒く塗りつぶされていました。
栞を襲う不幸
コトハは栞が犯行予定の時間になっても出かける気配がないのを、零至に電話で伝えます。その頃栞は、鳴海からの電話でなぜ来ないのか怒られていました。30分以内に来なかったらぶっ殺すという言葉に、慌てて栞は産廃工場へ向かいます。そしてコトハと零至も彼女の後を追って工場へ行きました。
行く途中、零至は紗香が亡くなったあの日、栞は本当に朝まで会議が続いていたと記事を見せます。では、あの時ドアを叩いた音は何なのか?言霊だよ、と零至は言います。
混乱している栞は計画を覚えていないらしく、ボイラー室をただ目指します。そして室内に入ると扉が勝手に閉まってしまい、コトハたちは中に入ることができません。鳴海と電話をする栞ですが、島谷だけを閉じ込めるのに何をやってんだと言われます。
やがてガスが噴出し、中止にしろと命令する鳴海ですが止まりません。零至がバールで扉をこじ開けて中に入ると、栞は既に意識を失って倒れていました。自分で罠にはまるなんて、言葉にしたとおりの不幸が起きたと零至は言います。コトハは「まさか…言霊?私のせい?」と困惑しました。
栞を助け出して運ぶ途中、なぜか綾子が様子を見ていました。どうしてここに綾子が?コトハは疑問に思います。
ドラマの結末
産業廃棄物処理工場で女性が倒れていると110番通報を受け、警察が駆けつけたところ、この女性は私設秘書の丸山栞さんだということが分かったと。現在も意識が戻っていないと綾子はニュースで報じます。読み終えた綾子はどこか笑っているようでした。
そして、栞が病院のベッドに横たわっていると、麻美が現れて彼女の頬を撫でます。その背後には何者かの影があり、肩にはどす黒い手が乗っていました。
【言霊荘】2話の補足
ドラマのタイトルが出る時の会話が、毎回鍵になっているようなので、今回の話と1話のを合わせて紹介します。
1話「空耳タイム」
「約束、覚えてる?」
「約束って何?」
「忘れたらどうなるかは?」
「だから何も覚えてないの」
「じゃあ、思い出させてあげる」
2話「記憶にありません」
「本当に覚えてないの?」
「覚えてないわよ、何も」
「あの夜の事、一から説明してほしい?」
「やめて。 思い出したくもないの」
「じゃあ、永遠に忘れさせてあげる」
前回は「思い出させてあげる」でしたが、今回は「永遠に忘れさせてあげる」と謎の声が言います。前回は結局思い出したのかは不明ですが亡くなってしまい、今回は忘れたことが理由で不幸な目に遭います。
次回はどうやら嘘が理由で何かが起きるような雰囲気の予告でした。
【言霊荘】2話のまとめと感想
紗香に続き栞が言霊の犠牲になってしまいました。
紗香と栞、共に同じ鈴のついたブレスレットをしていました。このブレスレットの意味は今のところ分からず、犠牲になった2人がつけていたということだけが分かっています。
言葉にしたことが現実になるといっても、どうやら何でもそうなるわけでもなく、現に零至が札を売りに来ても売れません。今回コトハが願ったことが現実として起き、コトハもいずれ犠牲者になってしまうのか?と思わせます。ホラードラマなので全員死亡はありえますが、どうなるのか?
どうやら言霊はネガティブな言葉に反応しがちです。今のところ人の死や不幸を願うと、叶う傾向にあります。もちろんポジティブな願いも叶えてはくれるのですが、どうやらそれには代償が必要なようです。
志麻は自縛霊ではないかと予想しますが、時々映る水の張ったバスタブから出てくる謎の人物がそうなのか?それ以外にも今回ラストに出てきたり、前回時々映る謎の人物なのか?もしかしたら何人もいるのかも知れません。
今回の話も残酷な描写やグロテスクなものは出てきませんが、驚かせる演出はあります。今後のホラー描写がどうなるのか、もう少し攻めて欲しい気はします。