【殺した夫が帰ってきました】5話のネタバレと感想|夫だと思っていた男は何者?

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WOWOWのオリジナルドラマ【殺した夫が帰ってきました】の5話のネタバレと感想をまとめています。

自分は茉菜ではないと告白した彼女の名は愛だった。茉菜と愛、2人が出会い親しくなった後に、茉菜を襲う悲劇。そして茉菜の夫・和希だと思っていた男性は警官であり実は……。

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【殺した夫が帰ってきました】5話のあらすじ

幼少期に虐待を受けていた時、いつも助けてくれた近所に住む松木幸子(大塚寧々)と、再会して自分は茉菜ではない愛だと告白する。彼女の本当の名は上坂愛(山下美月)と言い、友人の名前が鈴倉茉菜(田鍋梨々花)だった。

その事を和田佑馬(萩原利久)に告白する愛。茉菜との出会い、そして幸せな日々を語るが、やがて茉菜が鈴倉和希と結婚したことにより悲劇が訪れる。

茉菜はある日、夫を殺してしまったと愛の家にやってくる。警察に自首しようとする茉菜だが、愛はそれを止めた。昔を懐かしみながら、茉菜が写真を見せながら話していたのを見て、それが和希だと思い込んでいた。

その人物とは一体誰なのか?茉菜が本当に愛していた人物とは……。

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【殺した夫が帰ってきました】5話のネタバレ

殺した夫・和希が遺体で発見され、和希だと思っていた人物が実は警官で和田佑馬という人物だとは、愛は理解はしていた。だとしたらなぜ茉菜は“結婚したいと思えた人”といって、和田の写真を見せたのか。愛は彼が一体何者なのか問う。

すると和田は茉菜は自分の妹だと答えた。ただし、血は繋がらない兄妹で、茉菜は父親の再婚相手の連れ子だった。茉菜が自分に好意を寄せていたのも和田は知っていた。

しかし、両親が離婚するにあたり、茉菜との縁も切るよう父に言われ、和田はその後茉菜と会わなかった。そのことを悔いて謝罪がしたいと思って捜していたという。

愛は茉菜とその後、一緒に警察へ向かったというが、自首してきた記録はなかった。愛に再びその後どうなったのかきくと、愛は今から茉菜のところへ行こうと誘った。

愛と茉菜

愛は松木幸子(大塚寧々)に、自分は茉菜ではないと打ち明けた。幼い頃、茉菜は「愛なんて名前は嫌だ」と口にし、松木は彼女をマナと呼ぶようになった。松木がかつて愛が好きだったジュースを手渡すと、マナと呼ばれていた彼女は行くと言い、歩き出した。松木はいつか愛の作った洋服を着たいと告げ、背中を見送った。

車に戻った彼女の本名は上坂愛(山下美月)だった。鈴倉茉菜(田鍋梨々花)は愛の友人で、クローゼットにあったカバンの持ち主でもあった。愛の服のデザインを最初に褒めたのも茉菜だった。なぜ愛は茉菜になりすましていたのか、本物の茉菜はどこにいるのか、和田佑馬(萩原利久)は愛を問い詰める。すると愛は私たちのことを話すと言って語り始める。

9年前、仙台。盛岡を出た愛は夜の店で働いていた。客の男に腕を引かれ連れ出されそうになったとき、茉菜が現れ、うちの店は店外は禁止だと制し、店の後ろ盾をほのめかして男を退かせた。これをきっかけに2人は親しくなり、「愛と茉菜は双子みたいだ」と茉菜が笑うほど、行動を共にするようになった

茉菜は運転免許を取り、愛の才能を見抜いてデザイナーになるべきだと励ました。愛は茉菜を抱きしめて喜び、茉菜のために洋服を作っているだけで幸せだと感じた。茉菜に褒められ、初めて「愛」という名を含めて自分が生きていてよいと思えた。愛が茉菜の夢を尋ねると、茉菜は心から満たされる恋がしたいと答えた。

殺した夫

変化が訪れたのは、それからしばらく経ってからだった。茉菜が妊娠した。結婚するのかと問うと、茉菜は自分が望めばすると相手は言ってくれているという。愛は不安を覚えたが、茉菜は結婚し、新居へ移った

ある日、ふたりでカラオケに行くと、茉菜は子の名前を考えていた。ふと彼女の手首にあざがあるのに気づき、理由を尋ねても、茉菜は答えを避けた。愛が相手の信頼性を案じると、茉菜は言葉にしてしまえば自分が不幸であると認めることになるから口にはしない、と答えた。

知らせが届いたのは数カ月後だった。茉菜は病院で呆然としていた。夫は、自分のせいで茉菜が流産したにもかかわらず迎えに来なかった。

愛は荷物をまとめる手伝いをし、その中から生命保険証券を見つけた。死亡保険金額は3千万円に設定されていた。愛はそれを置き、茉菜に帰ろう、うちに戻ろうと促した。茉菜はしばらく生きる気力を失い、回復に時間を要したのち、離婚届を書いた。愛は正直安堵した。

ある雨の日、茉菜が泣きながら訪ねてきて、夫を殺してしまったと告げた。夫の和希に殺されかけ、必死に抵抗して振り払った瞬間、和希は転落したという。茉菜は車を走らせ、急いで愛の家に駆け込んだ。

茉菜は愛にすべてを打ち明けた。愛はその証言に合わせ、豪雨の中で夫を置き去りにして逃げたと警察で虚偽の申告をした。茉菜は「愛っていい名前だ」と言い、愛はその名が嫌いだった理由――名付けた人間にまったく愛されなかったから――を明かしたうえで、「茉菜が呼ぶ愛は好きだ」と告げた。茉菜は警察へ行くと言い出し、愛は制したが、茉菜は「結局は全部自分が選んだことだ」と自首を決めた。

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【殺した夫が帰ってきました】5話の結末

愛は、茉菜が写真を見せながら話していた場面を思い出し、目の前の和田佑馬を鈴倉和希だと誤認した。しかし本物の鈴倉和希は遺体である。ならば、なぜ茉菜はあの時「あなた」の写真を持っていたのか、と愛はただした。

和田は茉菜がかつて「結婚したいと思えた人」と語った相手を前に、愛が取り違えたのだと示し、彼女は自分の妹だと明かした。血縁はなく、父の再婚相手の連れ子が茉菜だった。一緒に暮らした時間は長くなく、茉菜が兄以上の感情で見ていたことにも気づいていたが、彼は家族として本当に大切にしていた。

茉菜が「過去最高に好きになった人」として挙げたのは、兄のことだった。父と茉菜の母のあいだのトラブルで離婚となり、縁を切れと言われた彼は、茉菜の前から姿を消した。ずっと後悔し、謝るために探し続けていたという。

茉菜はドライヤーで服を乾かし、「戻ってくるのに当分かかると思うけど行く」と言った。そして「私の分までこの世界で幸せに生きて。私は大丈夫、ちゃんと罪を償ってくる」と告げる。やがて愛が「私も行く」と言って、2人で警察に向かった。

だが和田は、茉菜の自首記録はどこにもないと告げた。「和希を殺したあと、何があった?」というきかれた愛は、「わかった。今から茉菜のところへ行こう。きっと、あなたのことを待っているから」と、涙をにじませながら言った。

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【殺した夫が帰ってきました】5話のまとめと感想

夫の和希と思っていた和田と友人の茉菜は、実は異母兄妹だったという話でした。

混乱しそうになるので改めて人物関係を整理すると、今まで鈴倉茉菜だと思われていた人物は、実は上坂愛という人物でした。そして、鈴倉和希だと思われていた人物は、実は和田佑馬という人物で茉菜と異母兄妹でした。

愛が話していた幼少期の話は本人の話ですが、和希にDVをされて流産したというのは愛の話ではなく茉菜の話となります。

茉菜が生きているかと思いましたが、どうやら死んでそうな雰囲気です。だとしたらなぜ亡くなったのか?愛が殺したのか、それとも事故死、または自殺なのか?いずれにしても次回最終回で全ては明らかになります。

茉菜だけでなく和希も別の人物であり、混乱しそうになるドラマですが、最後どう終わるのか楽しみです。

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