WOWOWのオリジナルドラマ【殺した夫が帰ってきました】の2話のネタバレと感想をまとめています。
夫が街で自分の知らない友人と話しているのを見た茉菜は、その人物が誰なのか気になっていた。ある雨が降る日、夫と友人が一緒にいるのを見て、逃げるように茉菜はずぶ濡れで帰ると翌日熱を出す。夫の看病に心を開き始める茉菜だが……。
【殺した夫が帰ってきました】2話のあらすじ
╋殺した夫が帰ってきました╋
— WOWOWオリジナルドラマ (@drama_wowow) July 17, 2025
明日 午後11:00放送・配信スタート💥
⌖第2話⌖
脅迫状の送り主が和希(#萩原利久)なのではないかと疑う茉菜(#山下美月)。
尾行の末に和希が謎の男(#櫻井佑樹)と密会している姿を目撃し、疑念はさらに深まっていく―。
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警備員の仕事に就くことになった鈴倉和希(萩原利久)は、行きつけの喫茶店ができたと鈴倉茉菜(山下美月)に話す。茉菜は在宅勤務に仕事を変えてもらい、和希の行動を確認する。やがてやってきた和希は喫茶店には入らず、街で出会った警官と親しげに会話をしていた。茉菜は自分の知らない友人と話している和希を見て、ますます不安が胸によぎる。
ある日、和希が帰りが遅くなるという連絡が入り、偶然茉菜のクライアントが入るビルで和希と友人が一緒にいる様子を目にする。茉菜は雨の中、逃げるようにその場から立ち去った。
母親に虐げられて過ごした日々にうなされる茉菜は、濡れて帰ったせいで熱を出していた。そんな茉菜に寄り添い、気遣う和希。茉菜は次第に警戒心を解き始め……。
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【殺した夫が帰ってきました】2話のネタバレ
アルバイトを始めた和希が、自分の知らない友人と会っているのを茉菜は目撃する。ある日、帰りが遅くなるという和希が、その友人といるのを見た茉菜は、見つからないように雨の中走って帰った。
そのせいで熱を出した茉菜を気遣う和希。次第に茉菜は警戒心を解き、熱が下がると2人で一緒に出かけることに。そこでまた、れいの友人と会うと茉菜は妻だと名乗り、どういういきさつで2人が知り合ったのかをきく。
夜、和希が眠る隙にスマホを覗き見る茉菜、気付いた和希は言ってくれれば見せたのにと、なんら隠し立てしなかった。実際、彼の電話やメッセージの履歴を見ても不審なことはなかった。
茉菜が和希に心を許し始めた頃、山中の遺体が大雨により剥き出しになった。
謎の友人
鈴倉和希(萩原利久)は警備員のアルバイトが決まり、週明けから働くと言った。和希が「もしかして、全部気づいてる?」と探りを入れると、鈴倉茉菜(山下美月)は黙っていた。「ごめん」と謝る和希、商店街に新しくできた喫茶店「LARGO」に通っていたことを打ち明けた。
茉菜は在宅作業を願い出て会社を休み、LARGOの向かいの喫茶店に陣取り、和希が現れるかを監視した。ところが和希は店に入らず通り過ぎ、茉菜は慌てて後を追う。彼は警官の羽瀬修斗(櫻井佑樹)と親しげに話し込み、茉菜は物陰からその様子を見守った。
帰宅すると、背後から和希が声をかけてきた。彼はビールと餃子を味わい、「労働のあとのビールは最高だ。小さいけれど裏切らない、確実な幸せを増やしたい」と語る。茉菜が同僚と飲まないのか尋ねると、和希は「家飲みが一番だ」と笑った。脚の調子も上向きだという。記憶について問いただしても、新たに思い出したことはないと答え、茉菜の不安は消えなかった。
辛い思い出
出社すると和希から「帰りが遅くなる」と連絡が入った。和希が戻るのは夜8時以降だろう。茉菜は7時に退社できれば、家であのタブレットを確認できると思案する。だが谷村美穂(土居志央梨)に子どもの発熱を理由に残業を頼まれ、計画は崩れる。
結城朋絵(上西星来)が「うちの母も昔は同じだった。頑張ってくれていたと今ならわかる」と口にした瞬間、茉菜は実母・亜美()の姿を思い出す。ビールの空き缶を投げつけ、子どもに八つ当たりし、「お前なんか生まなきゃよかった」と叫んだ母――その記憶が胸を占めた。
高城由美子(望海風斗)とともにクライアント訪問へ向かったが、茉菜は応対でつまずき、高城に謝罪する。この仕事を辞めたくないと必死にすがる彼女を見て、高城はむしろ驚き、「自信を持て」と励ました。
外に出ると急な雨。高城は提出資料を忘れたと言い、慌ただしく引き返す。ひとり残った茉菜の前に、偶然和希が友人と姿を現した。茉菜は咄嗟に身を隠し、雨の街をひとり駆け出した。
看病
母に罵倒され泣き出す茉菜に、母は「消えろ、私の前から消えろ」と言い放ち家から追い出した。通りかかった松木幸子(大塚寧々)が声をかけ、自宅へ連れて行く。松木は茉菜に勉強を教えた。茉菜は「学校ってどんなところだろう」と尋ねる。彼女は学校へ通った経験がなかった。
その記憶を夢に見た夜、茉菜はうなされて目を覚ます。激しい咳をし、和希が体温計を持ってくると38度を超えていた。和希は会社を休むよう促し、茉菜は渋々電話をかける。病院へ行こうと言われても拒み、和希は買い物に出る前にタブレットを手渡す。
茉菜が検索履歴を調べても怪しい形跡は見当たらない。昨夜は会社の飲み会だったのかと尋ねると、和希は違うと答え、「何を疑っているのか」とだけ言った。
唯一の親友
茉菜は体調が回復すると外出を決め、和希も同行を申し出たため、2人で街へ出かけた。道すがら和希が「洋服に興味を持つようになったきっかけは何?」と尋ねる。茉菜は19歳の頃に働いていた先で出会った友人の寧々の(田鍋梨々花)影響だと思うと答え、その友人について語り始めた。
年齢や外見に対する劣等感を共有して意気投合した相手で、周囲と同じ格好を嫌い、独自のスタイルにこだわる人物だった。
9年前、仙台。友人は自作のアレンジに失敗し落ち込んでいた。茉菜は代わりに服を作ってあげた。それがきっかけで服づくりへの関心が芽生えた。友人は仕上がった服を喜び、「デザイナーになれる、絶対に才能がある」と背中を押した。
茉菜は「彼女から受け取ったのは自信だった。人生で唯一、親友と呼べる存在だった」と結んだ。話を聞き終えた和希は、何か考え込むような表情を浮かべていた。
【殺した夫が帰ってきました】2話の結末
街角で羽瀬と鉢合わせた和希は、立ち止まって言葉を交わした。茉菜は「妻です」と名乗る。そして2人が知り合ったのはいきさつをきく。さかのぼること四か月ほど前、仙台を訪れた早朝、羽瀬はスマホで改札を抜けたものの充電が切れ、財布も持たずに駅で途方に暮れていた。
和希がその場で助け舟を出し、それ以来の関係だという。茉菜は胸の内で安堵した。あの夜の記憶はまだ戻っていない。やがて二人が並んで歩き去る背中を、羽瀬は黙って見送った。
昼食はラーメン店。厚切りチャーシューをめぐって口調が荒くなり、茉菜は敬語を忘れて和希を叱った。和希はその素の声を嬉しそうに受け止め、指摘されると茉菜は慌てて丁寧な言葉遣いに戻した。
夜更け、和希が寝息を立てると、茉菜はそばに腰を下ろし、スマホをそっと手に取った。着信やメッセージ履歴を確かめていると、和希が目を開け「言ってくれれば見せたのに」と囁く。
端末には茉菜をこっそり撮った写真が並んでいた。嫌なら消すと言い、和希は茉菜の手を握る。そのまま唇を重ねようとした瞬間、遠い山中では豪雨に削られた土砂の下から白骨遺体が露わになっていた。
【殺した夫が帰ってきました】2話のまとめと感想
自分が知らない夫の友人がいたという話でした。
この友人が警官だったため、茉菜は余計に焦っていました。殺した件がバレたのではないか、常に疑心暗鬼で夫のことを探りまくります。しかし夫は何もやましいことはありませんでした。これが本当ならいいのでしょうが、それではドラマにならないので何かしらあるのでしょう。
そして仙台の山奥で白骨遺体のようなものが、大雨のせいで地面から出てきてしまいます。時計などもそのままで、もしかしたら和希なのではないか?と思わせます。だとしたら、今家にいるのは誰なのか?それはそれで気持ち悪い話です。
さらに茉菜は虐待を受けて育ったようで、学校も満足に通ってないようでした。そして親友という友人の話がなぜか過去形で語るので、もしかしたら友人はもうこの世にいないのか、喧嘩別れでもしたのかもしれません。
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