白石監督との語り
このシーンはアドリブなんじゃないかと思う場面が所々にありました。ヨシオが語る内容も白石監督が語る内容も、台本あるのかないのか、思っていることを本当に語っているように感じます。
映画にどんなキャスティングで出たいか?
- 安藤ニコ:女ヤクザ
- 石田たくみ:最初に意味深なことをいって途中出て来ないで、最後にまた登場するキーマン
ヤクザ役がやりたいという彼女に「パンチパーマできる?」と監督は聞き、「ぜひ」とノリノリな彼女です。
しかし、友人石田に対してはダメだしをしまくります。
- それ2時間ドラマだね、映画と言うよりは
- 映画は端役にいたるまでキーマンじゃない人はいない
- 映画においては全員がキーマン
- そういうこと言っている時点で、映画見てないんだろうなって
監督非常に辛口です。するとJOYが「何回か絡み見ていると、監督お前のこと嫌いだよ」とからかいます。これにはヨシオも思わず笑っていました。
今度はヨシオが映画論について語ります。
- 『カメラを止めるな!』がヒットしたことで、低予算で映画が撮れると思っている人がいる
- 変なプロデューサーが増えた
- 少ない予算でああいうバズる映画作れるでしょって前提
その間にも「あの映画は傑作」だとか日本の映画について主に語っていたっぽいセリフが所々に差し込まれます。この発言に白石監督も答えます。
- 低予算だとスタッフは苦しい
- 本当はもうちょっとしかるべきお金を集めるべき
と本音っぽいことを語ってくれます。そしてまたみんな、ヨシオは何を言っているか分からないと言い、白石監督も道ですれ違っただけでここに来たという関係性だったことをバラします。
カズハの恋愛遍歴
マサトが浮気性なのかと思っていたら、実はカズハが先に浮気をしていたということを、証拠の写真を見せてマサトがみんなに力説します。そこで、よく分からないというシロウに図説をするヨシオ。こういう遍歴だったことが分かります。
- マサトとカズハ(つきあう)
- 写真1
- 写真2
- 写真3
- 裸ベッドのマサトと女
- シロウとカズハ(今)
写真は3人分しかありませんが、マサトいわく彼女は10人ぐらいと浮気をしていたと言います。写真の3人はどれもみなおじさんです。オジサンキラーなのか、金を持っている人が好きなのかは不明です。
そんなカズハは話も盛り、裸でベッドにいたと言いますが実際は服を着ていたとマサトは言います。しかし、マサトはそんなカズハのことがやっぱり好きで、浮気をやめて欲しいからドッキリ的な意味で女友達に頼んだんだと言います。
2人のヨリは戻るのか?今回最後にカズハはキレますが、どうなるかは次週に持ち越されます。
【ペンション・恋は桃色】2話のその他気になったこと
- 親のキスは初めて見たというハル
- ヨシオを見て「男前じゃねーかよ」と言うマサト
- それを聞いて「アホと言われてるように感じる」というヨシオ
- マサトのあだ名は“金歯くん”
- ニットキャップの先端が性感帯なシロウ
- 車にひかれて落ちる金歯のアップ
- 「ありえない」をヒンズー語で通訳するのは難しい
- ヨシオのイケメンぶりに思わず夕食を頼む客
- キヨシもシロウと同様にスケベ
- チンジャオロースはチンの部分が多い
- “普通”という言葉にやたら噛み付くヨシオ
- サラダ感覚新食感なチンジャオロース
- 女が三歩後ろに下がるのではなく、男が六歩先歩けという突っ込み
- 先歩いてないのになんでこっちが戻らないといけないという愚痴
- 一九分けにやたら突っ込むヨシオ
- 叩けば叩くほどゴキブリみたいとカズハをディスるヨシオ
- キスはペロペロしていたと舌出してからかうヨシオ
【ペンション・恋は桃色】2話のまとめ
白石和彌監督が本人役で登場しました。友情出演とクレジットされていたので、どんなシーンで出るのかと思ったら、本人役で映画について語ってくれます。斎藤工さんとも仕事していますが、リリー・フランキーさんとも何本も仕事をしている監督なので、今回友情出演となったのかもしれません。
カズハがクズ女という流れになりますが、そんなカズハをやっぱり好きなマサトと今後どうなるのか?そしてシロウは失恋するのか?最後、キレたカズハがそれどころじゃないぐらいの暴挙に出ます。次回がまた楽しみです。
次回は1月30日(木)深夜25時25分(1月31日(金)午前1時25分)から放送予定です。