【記憶捜査2】1話のネタバレと感想|新宿ローカルドラマ再び!

2020秋ドラマ

2020年10月23日に放送開始された【記憶捜査2~新宿東署事件ファイル~】のネタバレと感想をまとめました。

北大路欣也さん主演の記憶を元に捜査するという、ちょっと変わった刑事ドラマです。

前シーズンとキャストも続投のまま、舞台も新宿のままです。

初回2時間スペシャルは、殺人事件から詐欺組織に繋がる話でした。

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【記憶捜査2】1話のあらすじ

新宿植物園で発見された松本勇吾(樫尾篤紀)という男の遺体に、鬼塚一路(北大路欣也)はその名前を聞いて過去に盗難届が出されていたことを思い出す。

鬼塚は昔あった手口で“盗直”というやり方で、バイクは既に海外へ運ばれているのではないかと推理する。しかし、上を動かすには根拠が必要と言われ、鬼塚自ら窃盗団のいる場所へ向かう。襲われそうになった瞬間、刑事官の神啓太郎(風間俊介)がやってきて窃盗団を逮捕した。

捜査の結果、窃盗団にバイクを売り払った市原卓也(岩上隼也)という人物が浮上する。そこで、山崎清(内田朝陽)本多太一(松本大志)の2人が家宅捜索をすると、現金と切り刻まれたキャッシュカードが発見される。

しかし、現金とキャッシュカードには市原の指紋はなく、松本の指紋のみだった。現金とバイクを松本から市原が奪ったに違いないと考える鬼塚、キャッシュカードの切られ方から、松本は詐欺に加担していたはずと推理する。

調べたところ吉村志保(藤田弓子)という女性が、100万円を改元詐欺の被害で取られていたことがわかる。遠山が彼女の家に行くが既に引き払われ、近所の人の話だと息子の吉村聡(弓削智久)が連れて行ったという。だが、引っ越した場所まではわからなかった。

そこで、斡旋した不動産屋をあたり、話を聞いたところ青梅にいることがわかった。母親に聡の行方を聞くが自分は捨てられたと言うばかりで行方は不明だった。

鬼塚が聡に電話をかけたところすぐに切られてしまうが、聞いた事のある音楽を耳にする。記憶を頼りにそれが四谷消防署のからくり時計の音だと鬼塚は気づき、近くにいた遠山咲(上白石萌音)に後を追わせる。

すると、市原と聡が争っている現場に遭遇し、山崎たちもやってくる。聡は逃げ出し行方が再びわからなくなってしまう。

詐欺事件と殺人事件がどう繋がるのか?鬼塚の記憶が真相を暴く。

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【記憶捜査2】1話のネタバレ

ネタバレは5つです。

  1. ここまでのまとめ
  2. 詐欺グループの存在
  3. 箱長は誰なのか?
  4. 事件の真相
  5. ドラマの結末

結論から言いますと犯人は不動産屋の辻です。

若者たちを操って金儲けをしていたはずが、揉め事が起きて殺人事件に繋がります。

1:ここまでのまとめ

簡単に登場人物と時系列をまとめます。

事件関係者

  • 松本勇吾:殺人事件の被害者。実は改元詐欺の受け子
  • 市原卓也:バイクと金を松本から奪った人物
  • 吉村志保:改元詐欺の被害者
  • 吉村聡:志保の息子。市原を襲撃
  • 辻真澄:志保の引っ越し先を斡旋した不動産屋

時系列

  1. 松本の遺体が発見
  2. 松本はバイクの盗難届を出していた
  3. 市原が松本からバイクと金を奪った
  4. 松本は志保を改元詐欺で騙していた
  5. 聡が市原を襲撃

  • 聡はなぜ市原を襲ったのか?
  • 聡は市原が詐欺の関係者だとなぜわかったのか?
  • 松本はなぜ詐欺から1年後に殺害されたのか?
  • 松本はなぜバイクの盗難届を1か月前に出したのか?

2.詐欺グループの存在

聡は逃がしてしまいましたが、市原は警察に連行されます。

取調べを終えた市原に鬼塚が直接話を聞きに行き、謎が少しずつ解明されていきます。

  • 市原は受け子を襲う“受け子狩り”だった
  • 松本が運び屋に渡す前に金を抜いていた
  • 気づいた箱長が市原に受け子狩りをさせていた
  • 松本のバイクを売ったのも箱長の指示
  • 市原と外国人窃盗団を結びつけたのも箱長

箱長とは詐欺集団に事務所を用意する人のことで、市原のいた組織では箱長が仕切っていました。

では箱長とは誰なのか?市原は会ったことも声を聞いたこともないと言います。

かけ子の指示で動いていただけで、事務所の場所もわかりません。

松本が市原のことを言ったから、聡は襲いに来たのではないか?と市原は考えてました。

鬼塚は聡に疑問をぶつけます。なぜ松本から奪った金を1年以上も持っていたのかと。

箱長がボーナスといって渡してくれたのが嬉しく、もらったことがなかったから使うのがもったいなかったからです。

犯罪で得た金にも関わらず、まったく罪悪感のない市原の言葉に遠山を始め、何ともやるせない雰囲気になります。

市原は受け子狩りだった

3.箱長は誰なのか?

箱長の正体を暴くべく、鑑識が市原の携帯の削除されたデータを復元します。

メッセージで確かに指示があり、IPアドレスを調べたところ千葉にある会社だとわかります。

しかし、警察が踏み込んだ時には既にもぬけの殻でした。

電子レンジで破壊されたガラケーに、水に溶かされた紙やインク。ここが詐欺グループの箱と確信します。

その後、鑑識が調べた結果、部屋には不動産屋の辻の指紋があちこちで発見されます。

ここは自分の管理物件なので当然だという辻。外国人窃盗団が盗んだバイクを置いていたコンテナボックスも辻の物件であること、詐欺に使用した封筒の宛名のプリンターやインクが辻の事務所にあるものと一致したこと、それらを突き付け鬼塚は結論づけます。

不動産屋の辻が箱長だったのです。

辻はここから開き直り、なぜそんなことを始めたのかを語ります。

  • 今は街の小さな不動産屋は利益が出ない
  • ダミー会社の設立にはなれているし、手持ちの物件も多いので箱長にピッタリ
  • 詐欺の被害者にまで頃合を見計らって物件を斡旋できる

不動産屋という利点を活かし、詐欺集団を作って場所を貸していたのです。

箱長は不動産屋の辻だった

4.事件の真相

箱長こと辻の話は事件の真相も語ります。

  • やましい金だから松本は盗られても通報しないので受け子狩りを指示した
  • それ以来、松本には仕事を振っていなかった
  • 2ヶ月前に市原が松本に見つかり泣きついてきた
  • 市原ごと切ろうと思ったが、新宿に詳しいので惜しくなった
  • 仕方なく松本に電話をしたら逆に脅してきた

新宿に詳しい市原を切れなかったため、そこに松本が付け込んできます。

自分を使わないなら市原も警察に突き出すと脅してきたのです。

それでも箱長が無視していると、松本はまず聡に市原のことをバラします

さらにバイクの被害届を今になって出したのです。

いつ自分のことを警察にいわれるか、気が気じゃない箱長は、金とバイクを返すといって松本を新宿植物園に呼び出します。

まんまとやってきた松本を箱長は持っていたナイフで刺し殺してしまいました。

あんな若造に作った組織を潰されてたまるか、と箱長はまるで悪いと思ってません。

そこで鬼塚が箱長に言います。金は騙して奪うものだと若者に教えた結果、自分が彼らから金を奪われた。

さらにそれが仕事だと教え込んだため、若者から罪悪感まで奪ったと。

結局箱長は自分で自分の首を絞めていたのです。

脅しに来た松本を箱長が呼び出して殺害した

5:ドラマの結末

その後、鬼塚たちは吉村志保の家へ向かいます。

ここに息子はいないと言い張る志保ですが、聡の携帯に電話をかけると四谷消防署のからくり時計の音が鳴りました。

令状を取って強制的にスマホの電源を入れるアプリを送信したため、着信音が鳴って場所を教えてくれたのです。

押入れに隠れていた聡は出てきて、なぜ市原を襲ったのかを話します。

ある日、会社にメールが届き、URLを踏んだら市原が詐欺の犯人だと、写真と住所つきで書いてあったのです。

警察に言おうにも証拠がない、でも許せなかったから襲ったと言います。

本当に許せなかったのはその人なのか?鬼塚の問いかけに聡は重い唇を開きました。

母を倒れるまで追い込んだのは詐欺じゃない、本当は自分だった。と。

本当に許せなかったのは詐欺犯ではなく、母に酷く当たったり、無理矢理引っ越しさせたりした自分だった。

ようやく聡は自分の過ちを認めました。

聡は傷害と殺人未遂で送検されますが、神刑事官はきっと執行猶予がつくと思うと言います。

新宿に対して憎しみめいたものがある署長は、鑑識を呼んで管轄の地図を見せます。

無数の印がついている地図は、防犯カメラを設置したらよいと思える場所です。

こんなに設置したらプライバシーも何もなくなってしまう。そう語る鑑識に対し、新宿を犯罪が起こせない街にしたいと署長は語ります

再び認知票の入力をする鬼塚たちのところに、無線からまた新宿植物園で遺体が発見されたと一報が。

それもイチゴまみれの遺体という、【捜査一課長】にでも登場しそうな遺体です。

署長は新宿を犯罪が起こせない街にしたい

【記憶捜査2】1話のまとめと感想

殺人事件の被害者は実は詐欺の受け子で、最終的に詐欺組織のトップの逮捕まで繋がるという話でした。

詐欺の被害者である親を、息子は激しく責めてしまいます。「本当に許せないのは誰なのか?」という問いかけに、許せないのは詐欺ではなく親を追い込んでしまった自分だと息子は言います。

身内が失敗したり酷い目にあったとき、慰めの言葉よりも前になぜか責めたり、近所の人のように笑い者にしたりします。

本当なら一番近くにいる存在なのだから、罪を憎んで被害者を慰めるはずなのにです。そんな皮肉が込められているようにも感じる、耳の痛い話でした。

そして、若者にした犯罪の教育により、箱長は自分が今度は奪われるという展開になります。

人に教えたことはそのまま自分に返ってくる。だから教えるときにはやり方だけでなく、倫理的な心得もちゃんと伝えるべきだと考えさせられます。

今回登場した四谷消防署のからくり時計は本当に存在します。あの辺に行った事ある人なら、一度は見たことがあるでしょう。

相変わらず新宿ローカルな話で、知っている人はニヤニヤして見れるドラマです。

次回はイチゴまみれな死体な話で、10月30日20時から放送予定です。

【記憶捜査2】1話ののいいセリフ

残酷な真実を受け止めるのもまた刑事の仕事です。

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