【緊急取調室5】2話のネタバレと感想|隠されていた驚きの秘密

緊急取調室 2025秋ドラマ
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【緊急取調室 5th SEASON】2話「鈍色の鏡」のネタバレと感想をまとめています。

自分が殺したと自供した妻、夫も呼び寄せ同時に取り調べを開始する。やがて有希子は妻の思いに気付き、あることを持ちかける。そして2人は直接対面しながら、同時に取り調べすることに。妻と夫、どちらの供述が正しいのか?その裏側には驚くべき秘密が隠されていて……。

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【緊急取調室5】2話のあらすじ

義父である磯貝信吾(竜雷太)を殺害したと供述した妻・倉持利津子(若村麻由美)の言葉を受け、夫である倉持真人(山本耕史)も呼び寄せ同時に取り調べをすることになった。

真壁有希子(天海祐希)は利津子の供述に矛盾を感じ、その裏に隠された思いに気付いてある提案をする。そして2人は同じ取調室で直接対面することになった。

妻と夫、それぞれの供述は食い違い、どちらも自分が真実を話していると主張する。果たしてどちらが本当のことを言っているのか?その裏側には驚くべき秘密が隠されていて……。

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【緊急取調室5】2話の見逃し配信

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【緊急取調室5】2話のネタバレ

利津子は夫を呼び出すためにあえて義父殺害を自供した。そうしてやってきた夫に直接話を聞いてみないかと、有希子は持ちかける。

事件の日、利津子は夫を心配して家の外で様子をうかがっていると、ゴミ袋を隣の空き家に投げ捨てていたのを目撃する。中を見ると血のついたレインコートやスニーカーなどが入っていた。それでも罪を認めない倉持に、義父は事件前に店に来て、殺されるかもしれないと話していたと教える。

倉持はそれでも嘘をつき続け、利津子は失望した。別室で利津子は倉持の取調べを見守ることになった。

有希子は自分にDMを託すと言っていたことに違和感を覚え、小石川は凶器のペンチが違うことに違和感を覚えた結果、倉持が怪しいと睨んだと話す。ゴミとして捨てられた証拠も見つかり、いよいよ逃げ場がなくなった倉持に、どうやって父親を移動させたのか、手段と動機をきく。

すると倉持は実は杖をつけばもう立ち上がることも、歩くこともできていたことを明かす。しかし、車椅子キャスターのほうが通りがいいと思って隠していた。するとそのことを知った父は非難し、バラされたくないだろうと言ってきた。

自分に嫉妬していると感じた倉持は、父親を殺すことを決意する。睡眠薬で眠らせた父を自室に運び、ペンチで殴り殺し偽装工作をしてから警察に電話をした。

話を聞いた有希子と小石川は、倉持の父の体は軽かったという供述から、父親は眠ってなかったのではないかと指摘する。なぜなら、眠った人間はしがみつく力が抜け、途端に重くなるからだ。

自分を否定し続けてきた父親だと納得いかない倉持に有希子は、本当に立派なジャーナリストにするために厳しく接していたのではないかと推察する。倉持は「父にインタビューしておくべきでしたね…」と悔やんだ。

様子を見ていた利津子は嘘つきがテレビに出るのが許せなかったと動機を語るが、菱本は倉持を楽にしてあげたかったんだろうと、利津子の優しさに気付いていた。

有希子はあの時利津子に夫に直接思いをぶつけてみないかと話し、「あなたにしか、倉持さんのインタビューはできません」と説得していた。

2人同時に取り調べ開始

8月1日、監物大二郎(鈴木浩介)渡辺鉄次(速水もこみち)が倉持真人(山本耕史)のもとを訪れ、父親の磯貝信吾(竜雷太)殺害は辻本裕太(角田晃広)の仕業ではないと伝えた。そして倉持に父親を殺した犯人を知っていると供述する人物が現れたと話す。その日の15時40分、倉持と妻の利津子(若村麻由美)の2人が署に連行され、同時に取り調べが始まった

倉持の取り調べを担当したのは小石川春夫(小日向文世)と玉垣松夫(塚地武雅)である。倉持は「誰が僕が被疑者を知っていると言っているのか?」と問い、2人は「父親を殺した被疑者自身がそう言っている」と答えた。

玉垣は被疑者に心当たりがあるのではないかと問いかける。倉持は聴取に法的拘束力はないと述べ、帰ろうとした。すると小石川は「負けました」と頭を下げ、被疑者が誰かを教えるので戻ってほしいと頼む。

そこで、小石川は利津子が被疑者であると告げた。倉持は妻が何を話しているのか気になって仕方がなく、内容を教えてもらえないことに激昂する。玉垣は休憩を挟もうと提案し、取り調べはいったん中断された。

一方、利津子の取り調べは真壁有希子(天海祐希)と菱本進(でんでん)が担当していた。利津子は、返り血を浴びた服は捨てたと述べ、動機を問われると義父の暴言が酷かったと語る。時代錯誤な舅の暴力的発言が原因であり、情状酌量の余地はあるはずだと主張した。有希子は「倉持があなたが犯人だと聞いて驚いていた」と伝え、つまり供述には信憑性がないことになると指摘した。

菱本は「証拠がない以上、引き止めることはできない」と帰宅を促そうとするが、利津子は「証拠ならある。スニーカーです」と語り、捜査を撹乱するために男性用スニーカーを履いて家に行ったと供述した。義父を殺害した後、そのスニーカーをマンション屋上の避難はしごのケース内に隠したという。これを聞いたモツナベは急いで現場確認に向かう。

利津子は最後に、「本当は家に戻りたかった。夫と暮らしたかった。義父がいなくなれば戻れると思ったんです」と供述した。

モニターで対面

捜査本部では全員が集まり、情報の整理が行われた。有希子は「倉持とよりを戻すために殺人を犯すわけがない」と指摘し、人が他人の罪を被るのはどのような時なのかを全員で考え始めた。

その矢先、モツナベからスニーカーは発見されなかったとの連絡が入る。有希子はその事実を利津子に伝え、倉持との馴れ初めを尋ねた。利津子は、倉持がよく自分の店に来ており、徹夜をする彼にデリバリーをしたのがきっかけで交際が始まったと語る。別居の理由は義父の暴言であったという。

有希子は、距離を置いていたにもかかわらず、義父の死を聞いた時に利津子が「私がいたらこんなことにならなかった、悔しい」と言ったことが引っかかっていた。そして有希子は「あなたに提案があります」と切り出した

やがて、利津子は犯行の動機を語る。「あなたとまた暮らしたかった。そのためには暴言を吐く義父を殺すしかなかった」と述べたという。その供述を聞いた倉持は「利津子が本当にそんなことを言ったのですか」と動揺を隠せなかった。

捜査員たちは両者を映像で対面させた。利津子は「謝って済むことじゃないけど、ごめんなさい」と口にする。倉持が「自分から罪を認めたのか」と問うと、利津子は静かに「ええ」と答えた。そして「先に話して。本当のことを言って」と倉持に促す。倉持は一瞬の沈黙ののち、「わかった、僕から話そう」と告げた。

直接対面

午後5時31分、倉持の再供述が行われた。内容の大筋は以前と変わらなかったが、新たに「犯人が利津子に似ていたことに気付いた」との一言を付け加えた。

続いて、有希子が利津子に「今度はあなたが話して」と促す。利津子は静かに語り始めた。「放送後に炎上したので心配になって家に行きました。午前0時を過ぎた頃だったと思います」。しばらく待っていると、勝手口に夫が現れたという。その表情はこれまで見たこともないほど恐ろしく、彼は隣の空き家にゴミ袋を投げ入れた。

不審に思った利津子がゴミ袋を見に行こうとした矢先、パトカーのサイレンが聞こえ、咄嗟にそのゴミ袋を持ち帰ったと語った。

映像のやり取りはそこで切れ、2人は直接対面することとなる。倉持は苛立ちを隠せず、「自分から自白したんじゃないのか」と利津子を責めた。利津子は「自分が言ったことが事実です」と静かに答え、倉持もまた「自分の話こそ本当だ」と主張した。

悪い予感

取り調べは有希子と小石川が担当することになった。利津子は、自白は夫を警察に呼び出すためだったと語る。彼女の話によれば、袋の中には血の付いたレインコート、手袋、そしてスニーカーが入っており、恐ろしくなって屋上に隠したという。

義父は倉持の部屋を嫌っていた。その部屋にはオンエア中に映る自分の姿を確認するため、360度鏡が張り巡らされていたからである。義父は倉持に対して「鏡を見てうっとりしやがって、それでもジャーナリストの端くれか!恥を知れ!」と罵倒した。

利津子は、倉持が義父・信吾の遺体を移動させたのではないかと疑っていた。しかし倉持は「足の悪い僕に父を運ばせることなどできない」と言い放ち、呆れて帰ろうとしたその時、モツナベが現れた。管理人が不法投棄ゴミとして処分寸前だった袋を掘り出したといい、血の付いたレインコートとスニーカーを持ってきたのだ。

それでも倉持は罪を認めようとせず、利津子は呆れ果てた様子を見せた。そして義父が店を訪れた日の話を語り始めた。義父は「真人が家政婦に休みを出した。俺はあいつに殺されるかもしれんな」と言い出し、すぐに冗談だと付け加えたが、続けて「悔いはない。あいつが嘘で塗り固められた人生を生きていくのは……ぞっとしねえな」と真顔で語ったという。

利津子は「あの時は冗談だと言っていたけれど、予感はしていた」とつぶやき、指から結婚指輪を外して見せ、「真相は必ず暴かれる」と告げた。倉持は激昂し、「うるさい!」と怒鳴ってその手を払った。指輪は床に落ち、転がっていった。

その場を見ていた玉垣は、利津子に休憩を取るよう促し、彼女を部屋の外へ出した。

偽装

梶山勝利(田中哲司)はテレビ局に連絡を入れた後、倉持に「今日は署に泊まってもらうことになる」と告げた。荷物の確認を求めると、倉持は拒否の姿勢を見せる。有希子が「今は任意だが、こちらにもやりようはある」と静かに言うと、倉持は渋々荷物を机の上に並べた。

その中には、父親と一緒に写った写真もあった。有希子が「こんな写真があるのに、どうしてこんなことを?」と問うと、倉持は笑いながら答えた。「この写真は偽物です。被害者の遺族に相応しい写真があったほうがいいと思って、合成しました」

小石川が「つまり、すべて計画の上で行っていたということですね」と指摘しても、倉持は否定しなかった。

有希子は「いつから疑っていたのか」と問われ、「DMを託すと言った時」と答える。カメラを壊した自分を“本物の警察官だ”と褒めた倉持の言葉に違和感を覚えたという。

さらに小石川が説明する。報道では凶器が「作業用ペンチ」と発表されていたが、実際には「圧着ペンチ」という特徴的な工具だった。もし本当に工事中止を訴える立場なら、同じ種類のペンチを使うはずだが、事情を知らない倉持は普通のペンチを使ってしまった――その矛盾こそが、彼の偽装を決定的に裏付けていた

驚きの事実

有希子が小さく合図を送ると、小石川が口を開いた。「どうやって信吾さんを移動させたのか。その手段と動機を確認させてください」

倉持は静かに息を吸い、「日本で初めての車椅子キャスターを作ってはどうかと、会社に訴えたのは僕自身です」と言いながら、ゆっくりと立ち上がった。その瞬間、室内の全員が息をのんだ。事故で左右の足首を損傷していたが、杖を使えば立ち上がることができるようになっていたのだ。

「けれど、車椅子キャスターのほうが通りがいいと思った」と倉持は続ける。利津子は「本当の姿で勝負すべきだ」と反対し、そこから2人の間に少しずつすれ違いが生まれた。

そんな折、倉持の父が現れた。父は有名なジャーナリストではなかったが、「命をかけて取材している」と自負していた。家庭には金を入れず、母は愛想を尽かして離婚。それ以来、倉持が父と会うことはほとんどなかった。しかし、80歳を過ぎて金が尽きたのか、突然倉持の家に転がり込んできたのだった。

一方そのころ、別室では利津子が玉垣と菱本に話をしていた。義父は毎日テレビで倉持のニュースを見ては、あれこれと文句をつけていたという。利津子が「なぜ出ていってもらわないの?」と問うと、倉持は「君が出ていってくれ。別れて暮らそう」と答えた。理由を尋ねても何も話さず、打ち明けてくれないことに失望した利津子は、そのまま家を出たと語った。

殺害の動機

「脅されていたんです…父に」と倉持は吐き捨てるように言った。杖をつけば歩けるのに車椅子に乗っているなんて嘘つきだと父に罵られ、いつかそれを暴露されると脅されたという。

倉持は28歳で東和テレビに中途入社した。海外を飛び回っていた父からネタをもらい、それを特ダネとして自分で取材したと嘘をついて持ち込んでいた。父は「始まりからしてインチキだった」と嘲り、本当は歩けることをばらされたくないだろうと突きつけた。倉持は「ジャーナリストとして名を残せなかった父は、僕に嫉妬していたんでしょう。限界だった」と漏らす。

行き場のない怒りと絶望の中、ある日倉持は河川敷へ行き、父との思い出をすべて燃やした。これが動機かと有希子に問い詰められると、脚のことが暴露されれば番組もこれまで調べてきたネタも全て台無しになる、という危機感があったと答える。つまり、自分の積み上げてきたものを守るための必死さが背景にあった

その直後、田部正平(螢雪次朗)の立てこもり事件についての真相が語られる。表向きは老いた夫が妻の死を悼んで起こした行動とされていたが、実は田部は病院に金銭を要求し、病院を訴えない代わりに院長を脅していた。倉持は真相に迫り、裏付けを待っている段階だった。現代はネットやSNSで手軽に「わかった気」になってしまうが、半分以上はガセやフェイクニュースだ――そんな世情を倉持は批判する。

カメラ目線で倉持は「そんな世の中に、限界を超える報道を僕は目指しています!」と声を張り、情状酌量の重要な証拠だと訴えた。だが有希子は立ち上がって一喝する。「そんなことが望めると!」と。続けて怒りをこめて言い放つ――「あなたは実の父親を殺し、大事にしてきた報道を汚したんですよ!自分の手で……」

妻の真意

「これで終わりね」と、取り調べの様子を見つめていた利津子は静かに呟いた。

「自分も罪になるのに、どうしてそんなことをしたの?」と菱本が問いかけると、利津子は「偽計業務妨害でしたっけ」と淡々と答えた。その口ぶりに、玉垣は「そこまで分かっていて、なぜこんなことを?」と重ねて問う。

利津子は少し間をおいて、「あんな嘘つきがテレビに出てるなんて、許せなかった」と言い切った。すると菱本が、「そうかねえ……本当は倉持を楽にしてやろうと思ったんだろ?」と穏やかに返す。「嘘をついた時間が長ければ長いほど、奴はぶっ叩かれる。だから早く罪を認めてほしかった。せめてあんたの見てる前でな」と続けた。

玉垣はそっと結婚指輪を差し出し、「これは警察では預かれません」と言った。利津子はそれを受け取り、しばらく見つめたのち、静かに涙をこぼした。

事件の真相

「利津子さんに伝えたいことはありますか」と小石川が問うと、倉持は小さく首を振り、「いいえ……」とだけ答えた。

有希子が続けて、「父親を手に掛けることに、迷いはなかったのですか」と尋ねる。倉持は淡々と語り始めた。「防犯装置の電源を壊してから、睡眠薬で熟睡していたあの人を背負いました。驚くほど軽かった。この足でも十分に背負えた――こんなになってまで息子に嫉妬している人間なんだと思うと、最後の迷いも吹き飛びましたよ

彼はあらかじめ指紋がつきにくいレインコートを着用し、サイズの大きなスニーカーを履いて足跡を偽装。用意していたペンチで殴打し、鏡を割って争ったように見せかけたうえで、警察に電話をかけたのだという。

「お父さん、本当に嫉妬だったと思いますか?」と有希子が静かに問う。「抱っこしていた子供が眠ると、途端に重く感じるものです。しがみついていた力が抜けるから」と例えを出すと、小石川がその意味を補った。「つまり、お父さんは眠っていなかったのでは?」と。

現場検証では、台所に洗って伏せてある食器が見つかっていた。家政婦の証言によれば、被害者はそれまで一度も自分で皿洗いをしたことがなかったという。有希子は「息子の作った親子丼が、最後の晩餐だと思ったのかもしれません」とつぶやいた。

倉持は激昂し、「彼は僕をこき下ろし、僕を否定し続けたんですよ!」と叫ぶ。しかし有希子は真っすぐ彼を見つめて言った。「厳しく批評したり、本当のことを明かせと迫っていたのは……本当にあなたを立派なジャーナリストに育てたかったからではありませんか?」

その言葉に倉持は沈黙し、やがて崩れるように腰を下ろした。「父に……インタビューしておくべきでしたね……」と涙ながらに呟き、後悔の言葉をこぼした。

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【緊急取調室5】2話の結末

倉持の身柄は所轄署に送られ、事件は正式に送検された。その日の夜、一課長から連絡が入り、翌日に記者会見を開く旨が伝えられた。ニュース番組では、倉持の代わりにアシスタントの水上葉月(島村苑香)が原稿を読み上げていた。

その映像を見つめながら、有希子はあの日、自らが利津子に提案を持ちかけた時のことを思い返していた。あの時、有希子は周囲に席を外してもらい、2人きりで話をしたのだった。

「倉持さんに、直接あなたの思いを伝えてみませんか?」有希子は静かにそう語りかけた。「本当に憎いだけなら、こんなことはしないはずです」と続け、自らの過去を打ち明けた。「私の夫も亡くなりました――生きているうちに、聞きたいことは聞くべきなんです。夫婦というのは、合わせ鏡のようなもの。あなたにしか、倉持さんへのインタビューはできません」と訴えたのだった。

そして8月4日、長内洋次郎(石丸幹二)総理大臣は倉持真人の逮捕に関して警察への感謝の意を表明し、同時に大型蓄電敷設計画については公聴会を設け、透明性を確保することを約束した。

その後、磐城和久(大倉孝二)から「臨時運用を解除する」との指示があり、梶山は再運用の正式決定を報告として受けた。さらに、長内総理から警視庁を経由して総監に相談があったとの情報も入り、「社会問題の早期解決の一助として、再運用を強く望む」と伝えられていた。

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【緊急取調室5】2話のまとめと感想

父親が自分に嫉妬していると思い、歩けることをバラされる前に殺害したという話でした。

倉持と父は家庭を顧みなかった父ということもあって、あまり最初からいい関係ではなかったようです。しかし、そんな父親のネタを自分が持ち込んだネタとして使うあたり、倉持も親離れできていません。

真実を追い求めるジャーナリストなのに嘘つき。それが父や妻から見て、軽蔑すべきポイントだったのでしょう。父親は最後の仕事だと思ったのか、息子に厳しく接して何とか改善させようとします。

しかし、今まで疎遠だった父にいきなりそんなこと言われも、息子としては反発するのが当然でしょう。やはり信頼関係があってこその愛の鞭というものです。そんなわけで倉持は父をうっとうしく思い、挙句の果てに歩けるのをばらされて、積み上げたものを壊されると思って殺害しました。

やはり結局倉持の倫理観が、最初からおかしかったのだろうと思います。立てこもり犯を挑発したり、連続殺人犯を挑発したり…スクープが取れればそれでいいという部分があったと思います。なので“車椅子ジャーナリスト”を演じることも、父を殺すことも罪悪感がなかったのでしょう。遅かれ早かれ自滅した気がします。

【緊急取調室】2話のテープラベル

最後のインタビュー

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