【大追跡】4話のネタバレと感想|連続放火魔を追え

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【大追跡~警視庁SSBC強行犯~】Episode4「犯行予測」のネタバレと感想をまとめています。

連続放火事件が発生し、木沢の地理的プロファイリングで犯人の居場所を特定するが、そこは墓地だった。やがて新たな放火事件が発生するが、それは木沢の読みとは全く関係のない場所で発生し……。

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【大追跡】4話のあらすじ

江戸川区内で放火事件が連続で発生するが最初の一件目以外は、ジャミング(妨害電波)されて防犯カメラに犯人と思しき人物が映っていなかった。最初の一件目に映っていた人物は女性だとは分かるが、顔の判別はできなかった。

犯人逮捕に向けてSSBCでは木沢理(伊藤淳史)が得意の地理的プロファイリングを用いて、犯人が住んでいると思われる住所を特定する。青柳遥(松下奈緒)たち一課と一緒に、名波凛太郎(相葉雅紀)と伊垣修二(大森南朋)も指示された場所に向かうが、そこは墓地だった。

さらに新たな放火事件が発生し、それは木沢の読みとは全く別の場所で発生する。混乱する木沢、一課は彼のプロファイリングを疑い、自分たちで捜査を始める。

しかし、名波はSNSのアカウントで気になるものを見つけ、発信場所を調べるとネットフェだった。書き込んだと思われる人物を防犯カメラで確認したところ、女性ではなく男性だった。放火犯はいったいどちらなのか……?

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【大追跡】4話のネタバレ

一件目の放火された家の夫・富樫繁之は大野小百合と不倫をしていて、別れ話を切り出したことで小百合が恨み、富樫の家に火をつけた。

それを起点として連続放火犯である佐久間は、地理的プロファイルを用いて連続で放火する。そして9件目であえてプロファイルから外れる場所に火をつけ、木沢を混乱させる。

かつて高校の物理教師だった佐久間は、連続下着泥棒事件で逮捕され職を失った。逮捕に繋がったのは、木沢が地理的プロファイリングで導き出した結果だった。

ある日、木沢が番組で手柄を誇らしげに語っているのを偶然街頭ビジョンで見た佐久間は、木沢に対して憎しみを抱き、復讐で地理的プロファイリングを逆手に取った連続放火を始めた。

放火事件発生

SSBCにテレビ局が取材に訪れる。記者の清水琴音(水嶋凜)の質問に対し木沢理(伊藤淳史)は意気揚々と答え、地理的プロファイリングで多くの事件を解決したと本を示して自慢した。取材班は名波凛太郎(相葉雅紀)にもインタビューを試みるが、一課の八重樫雅夫(遠藤憲一)が割り込み名波は話せない。

後日、放送を見た官房長官の久世俊介(佐藤浩市)は激怒して八重樫に電話し、SSBCは自分が警察庁長官時代に創設した部署なのに名波が映らないことを叱責する。八重樫はただただ平謝りした。

その後、伊垣修二(大森南朋)たちは連続放火事件の3件目となる火災現場へ向かう。部署で防犯カメラ映像を確認すると、2件目以降の映像はノイズで消えていた。ジャミングによる妨害電波で映像が消されたと判明する。1件目は防犯カメラの少ない場所が選ばれていたため、ジャミングは使われず映像が残っていたが、顔は判別できない。映像を見た伊垣は犯人が女性ではないかと推測した。

プロファイルが外れる

放火はその後も続き、8件目まで発生したが、すべてジャミングで映像を消され手がかりがなかった。木沢は火災地点を地図にプロットし、1件目と8件目を結ぶ線を直径として円を描くと、残りの放火地点がほぼ円周上に並ぶことを確認した。

荒川が円を遮り、川向こうでは火災が起きていない。地理的プロファイリングでは犯人は拠点近くを避けるため、円内部はバッファゾーンとなり、放火事件の約70%に当てはまる円仮説を用いると、犯人の拠点は円中心にあると推定される。木沢はその中心を示し、伊垣たちは現地へ向かった。

しかし指定地点は墓地だった。木沢は住職が怪しいと言うが、住職には完璧なアリバイがあった。困惑した木沢は墓地周辺の東西南北を調べろと指示し、青柳遥(松下奈緒)は呆れて電話を切った。一課は聞き込み、SSBCは防犯カメラ映像を探すが成果はゼロだった。

署の屋上で青柳は伊垣に、犯罪者が本当にデータ通りに動くのかと問う。伊垣は木沢の実績を信じるしかないと答えた。青柳は刑事の勘から、今夜あたり再び放火が起きると感じていた。

炎上するSNS

9件目の放火はこれまでの現場から大きく離れた場所で発生し、事件は「江戸川区連続放火事件」と呼ばれるようになった。SNSではアルベルト3世というアカウントが「SSBCは無能」と投稿し、八重樫は記者に詰め寄られる。名波は清水から木沢が突き止められないのかと問われ、「簡単にはいかないんだと思います。罪を犯すのは人間だから」と答えてその場を去った。

八重樫はSSBCで木沢を激しく問い詰め、SSBCは役に立っていないと怒鳴る。木沢はサンプルが増えれば特定できると反論するが、青柳は「放火がもっと増えればいいって言っているの?」と激怒する。

伊垣が止めに入っても青柳の怒りは収まらず、名波が間に入っても「現場を知らない人はもう関わらないで」と言い放った。木沢は全員に頭を下げ、名波が「捜査は続けますよね」と確認すると、係長の葛原茂(光石研)は「もちろん」と答えた。

一課は再び最初の防犯カメラ映像が残っていた、1件目の現場を訪れ住人に聞き込みを行ったが、夫婦ともに心当たりはないと答えた

標的は木沢?

青柳美里(今濱夕輝乃)が帰宅した母にSNSの炎上状況を見せると、木沢への誹謗中傷が大量に投稿されていた。それを知った木沢はSSBCも警察も辞めると言い出す。

一方名波はアルベルト3世というアカウントに注目する。このアカウントは8月10日の時点で放火事件に言及し、木沢の名を最初に出していた。投稿は2件目の放火より前で、連続放火が始まる以前に木沢を攻撃する理由はなく、不審が残る。

発信元を突き止めてネットカフェを訪れると、店員の話では利用した客は山田一郎と名乗っていたという。防犯カメラには男が映っていたが、提出された運転免許証は偽造で山田一郎は偽名だった。報告を受けた係長は捜査方針を根本から見直す必要を示唆する。

伊垣は放火の目的が火災そのものではなく、木沢を狙ったものかもしれないと推測する。だが、木沢は総務課出身で被疑者逮捕の経験もなく、恨みを買う要素は見当たらない。

9件目の現場が円仮説の外に位置したことから、8件目までは地理的プロファイリングを意識して配置され、9件目でわざと外して混乱させた可能性があると伊垣は指摘する。

犯人がプロファイリングの知識を持つ証拠だと名波は考え、木沢は一般人が学ぶ手段に疑問を抱くが、検索すると自身も所持する『地理的プロファイリング研究』がヒットする。係長は犯人がこの本から知識を得た可能性を示した。

容疑者逮捕

伊垣と名波は立ち話で、最初の放火が8月2日であり、この3か月間に『地理的プロファイリング研究』が全国で15冊しか売れていないと確認した。背後で会話を聞いた青柳は情報を得るため、娘と会うなら位置情報をオンにしろと伊垣に迫り、渋る伊垣からスマートフォンを取り上げて設定した。

名波の調査で、販売店の1つが江戸川区にあると判明する。書店員は本が8月8日に取り寄せで売れたと証言し、防犯映像にはネットカフェと同じ帽子の男が映っていた。男は田中と名乗り徒歩で来店したことから近隣在住と推測される。

名波はこのデータを基に木沢にプロファイリングを依頼し、木沢は居住地を9件目の火災現場付近の円内と特定した。

係長は八重樫に怪しい男を割り出したと報告し、木沢の示した住所を告げる。八重樫と青柳は疑うが、係長は木沢のプロファイリングを全面的に支持すると断言する。

その折、佐倉大(本田大輔)と中津川一樹 (宮地真史)らが、一件目の放火被害者である富樫の妻・久美子(渡部瑞貴)の聴取結果を持ち込む。夫の繁之(南圭介)は不倫を認め、最近別れ話でもめていたと供述し、相手の女が放火犯ではないかと推測したが発覚を恐れ黙っていたという。相手の女性の名は大野小百合(西原亜希)といい、住所は木沢が示した地点とは無関係だった。

青柳が大野小百合を取り調べると、彼女は最初の放火だけを認めるが、2件目以降は関与を否定した。

放火犯が2人?

SSBCは放火犯が2人いると判断する。ジャミングが用いられたのは2件目以降で、連続放火犯は1件目の火災を利用し、大野が放火した地点を起点に地理的プロファイリングの知識で現場を選定したうえ、9件目をあえて円外に設定して捜査を嘲笑ったと木沢は推測する。

伊垣は一課がこの推理を受け入れないと見て、名波は木沢の新たなプロファイリングを基に自分たちで犯人を捕らえようと提案する。

名波たちは木沢が特定した住所で張り込み、男が外出してジャミングを始めれば警察無線が途切れると予測して待機する。案の定、無線が途切れて男が姿を現す。男はダンボールが積まれたアパート前で着火しようとし、伊垣たちが発見して追跡する。逃走する男を追う途中で青柳が車で現れ逮捕に成功する。青柳は位置情報サービスで伊垣を追跡していたと明かした。

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【大追跡】4話の事件の真相と結末

放火犯の佐久間光昭(河相我聞)の取り調べが行われ、伊垣と名波、さらに木沢も隣室で様子を見守った。佐久間は昨年3月に連続下着窃盗で逮捕されており、その検挙は木沢の地理的プロファイリングによるものだった

今回の放火の動機も木沢への怨恨で、街頭のモニターで木沢が得意げに語る姿を目にし「あいつのせいで自分はすべてを失った」と憤ったという。さらに「今度は私があいつの全てを奪ってやる」と泣きながら語り、青柳は逆恨みだと呆れた。

これを聞いた木沢は怒りを抑えきれず取調室に乱入し、「頭に来たなら僕を狙え。無関係の人を巻き込み大怪我を負わせるな」と怒鳴り、伊垣と名波が慌てて彼を制止した。

八重樫が佐久間の逮捕を報じる。伊垣と青柳は川辺で言葉を交わし、伊垣は木沢への物言いがきつすぎると指摘し、木沢もやはり刑事だったと述懐する。青柳は次に会ったときに謝ると約束した。

伊垣は美里と合流してもんじゃを食べに行くつもりだと言い、見張られるのは御免だと位置情報をオフにした。青柳は笑いながら2人を見送った。

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【大追跡】4話のまとめと感想

木沢のせいで逮捕された男が逆恨みし、木沢を陥れるために連続放火事件を起こしたという話でした。

ジャミングは駅やコンビニなど、備え付けの防犯カメラにも機能するのか?さらにジャミングされたカメラを追えば、逆に前足も後足もたどりやすい気がしますが謎です。そういった突っ込みどころはありますが、SSBCらしさはありました。

この調子で行くと話のネタ切れを起こしそうな気もしますが、まだまだ他のメンバーの得意な分野の話が出て来てないので、少なくとも今シーズンは大丈夫だと思います。

【大追跡】4話のいいセリフ

簡単にはいかないんだと思います。罪を犯すのは人間だから。

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