【相棒20】17話のネタバレと感想|米沢守が4年ぶりに登場!

2022冬ドラマ

【相棒20】17話「米沢守再びの事件」のネタバレと感想をまとめています。

4年ぶりに米沢守が登場!遺体を発見した米沢が右京さんと一緒に事件を調べます。廃線危機にある鉄道をめぐって起きた殺人事件の真相とは?米沢の鑑識作業で事件を解決に導きます。

スポンサーリンク

【相棒20】17話のあらすじ

米沢守(六角精児)から連絡が右京(水谷豊)の元に入り、線路脇で遺体を発見したという。捜査を進めていくうちに『星川鐵道』という廃線の危機にある電車をめぐり、運営会社と住民の間にトラブルが発生していたことが判明する。

やがて事件直前に現場にいた今泉悟志(松浦祐也)が容疑者として聴取される。右京と米沢は星川鐵道の地元で情報を集めていくうちに、住民同士でも反対派と賛成派が二分されて揉めていたことが分かる。

鉄道ファンが起こした身勝手な事件なのか?同じく鉄道ファンである米沢が、鑑識作業をした結果導き出された真実とは……。

←16話18話→

スポンサーリンク

【相棒20】17話のネタバレ

久し振りに登場した米沢が鉄道について熱く語る回です。プライベートでも鉄道ファンである六角精児さんのために書かれたような話でした。

事件の謎

鉄道愛好家としての活動を休日にしていた米沢が、線路脇に遺棄されている遺体を発見します。そこで右京さんに電話して来てもらうことにしました。

凶器はなく財布やスマホも持ち去られて身元が不明です。殺害推定時刻は昨夜の10時から深夜0時頃だというのが分かりました。

現場の状況から見て遺体はどこか別の場所で殺害されてから、この場所に運ばれてきたと思われます。

なぜ、線路の真横に遺体を遺棄したのか?右京さんはメッセージ性を感じ取ります。

警察が周囲を捜索したところ、線路沿いの小学校の裏庭で被害者の財布が発見されます。財布にあった免許証から身元が判明しました。

被害者は吾妻元彦という千葉県星川町で菓子店を経営している人物でした。

続いて位置情報をたどってスマホが駅構内のロッカーから発見されます。残る凶器を捜して警察は線路沿いにあるのではないかと考え捜索しました。

再び米沢から連絡が入り、被害者が星川町の人ということから、鉄道ファンの間で何かと取りざたされていることがあると言います。

それを聞いた右京さんは地図を見て、ある4ヶ所の番地を言います。何か思いついたのです。

その場所にはそれぞれ凶器と思われるナイフ、被害者のクレジットカード2枚と、オリオン座が描かれたバッジが発見されました。

なぜ右京さんはその番地に物があると分かったのか?それは、線路脇に置かれた遺体は今回の事件が鉄道に関連する事を示していたからです。

その鉄道とは被害者の地元を走る星川鐵道だと右京さんは言います。

遺体、財布、スマホは1本の線路沿いに等間隔に遺棄されていました。しかし、遺体遺棄現場だけ線路の反対側でした。

つまり、この3点は正確な直線ではなくわずかにずれていたことになります。そこからオリオン座の3つの星がちょうどそういう配置だと右京さんは思い出します。

そこから、凶器やその他の所持品が、星川鐵道のロゴマークどおりにオリオン座の星に該当する位置に捨てられているだろうと導き出したのです。

星川鐵道とは?

千葉県に走るローカル線である星川鐵道は、おととしの集中豪雨で全線不通になってしまいます。それ以来、復旧作業は行われず現在まで放置されている電車です。

元々赤字路線だったため、運営会社であるSTAR RIVERS HOLDINGSは、このまま廃線にする方向で進めていました。

しかし、沿線住民が「星川鐵道を復活させる会」を立ち上げます。その会員に渡されたものが、あのオリオン座のバッジだったのです。

被害者も会員だったのか?それを調べるために右京さんたちは運営会社に行き、署名の入ったデータを借りることにします。

鉄道事業本部長であえう松原玲子という人物に会い、星川鐵道をどうするつもりなのか聞いたところ、やはり廃線の方向で動いていることを聞きます。

殺害された吾妻はどうやら廃線支持派だったといいます。なぜなら、吾妻の店で作っている菓子は、スターリバーズの系列デパートで販売されていたからです。

吾妻は沿線住民に廃線の妥当性を訴え、説得していたそうです。さらに、運営会社に復活させないと第二の犠牲者が出るという、脅迫メールも届いていたことが分かります。

犯人は星川鐵道を復活させたい人物か、それとも廃線によって不利益を被る人物か?

容疑者の聴取

やがて遺体遺棄現場近くの撮影スポットで、線路に侵入しようとした今泉悟志という男が警察に連れて来られます。一課の面々はその人物を殺しの容疑者だと踏んでいました。

凶器が置かれていた公園近くの防犯カメラに、今泉の姿が映っていたため聴取しますが、今泉は妙なことをいい始めます。

歌声を聞きに言っていたという今泉。それは以前そこを走っていた、都電の音を聞きに目を閉じて佇んでいたそうです。ちょっと何を言っているのか分かりません。一課の人たちもお手上げ状態です。

今泉は鉄道復旧を訴える署名に名前がありましたが、決定的な証拠がないためいったんは釈放されるだろうと右京さんは言います。

ただ気になることとして、今泉の右手の小指側の側面に黒い汚れが付着していました。まるで、鉛筆で長い文章などを書いた時に擦れて色が移った時のような汚れです。

彼はいったい何を書いていたのか、冠城も気になります。

住民同士のトラブル

右京さんたちは「星川鐵道を復活させる会」に行って話を聞くことにしました。さっそく会員同士が口論になっています。

被害者の吾妻を殺したと疑われている白川洋一郎という人物を、会の代表の小国義久がなだめていました。

白川は旅館を経営していて、鉄道の運行休止以来ずっと客足が遠のいている状況でした。

彼がやっている銀河屋旅館という旅館は、鉄オタの聖地として有名な旅館だと米沢は言います。

ある日、白川と吾妻が揉めていると今泉が割って入って、みんなが納得できる道を探そうと喧嘩を止めたそうです。

かつて鉄道で栄えた町が今は鉄道のせいで真っ二つになってしまい、小国も町の分断がこれ以上深まるのなら会を解散したほうがいいかもしれないと零します。

今泉の謎

警察で聴取を受けた後、今泉は解放されて自宅にいました。冠城が自宅を訪ね、都電について聞かせて欲しいと言います。

なぜなら、今泉が都電の音を聞きに言ったと証言した公園のあたりには、昔都電は通っていなかったからです。

本当は何のために訪れたのか真意を問いますが、今泉は歌を歌って答えません。冠城は今泉の部屋を見てあることに気付きます。それは、鉄道の写真が一枚もないことでした。

すると、捜査一課が現れて今泉を被疑者として連行してしまいます。部屋に残った冠城は今泉の部屋を改めて見ます。

てっきり撮り鉄だと思っていたのになぜ写真がないのか?それどころか機材もありません

そのことを右京さんに報告すると、米沢が代わって部屋に時刻表がないかと質問をします。今泉の部屋は本棚にびっしりと時刻表がありました。

それを聞いた米沢は今泉は恐らくスジ鉄だと言います。スジ鉄とは時刻表を読み物として熟読し、運行ダイヤを分析研究して楽しむ鉄道ファンのことです。

手の鉛筆汚れは恐らく、ダイヤグラムという列車運行図表を描いていたためではないかと米沢は推測しました。

その頃、今泉は取り調べで証拠を突きつけられます。被害者のスマホや所持品から検出された指紋が一致したということや、バッジも今泉のものだと判明します。

さらに、運営会社への脅迫メールも今泉のパソコンから送られたものでした。

今泉はなぜ撮り鉄を装ったのか?米沢は疑問に思います。

疑惑の住民

右京さんたちは今度は被害者の吾妻がやっていた菓子店へ向かいます。従業員に話を聞くと廃線派であることがわかります。さらに、白川が吾妻を殺したと社内で噂になっていました。

今泉の写真を従業員に見せてここに来たことがあるか問うと、以前吾妻に会いに来たという証言を得ます。

その印象は礼儀正しいちゃんとした人で、白川とは大違いだと言います。

今度は白川の経営する旅館へ右京さんたちは向かいます。宿泊客もいなければ従業員もいない、閑散とした状態です。

今泉は豪雨災害が起こる直前にも訪れていることが分かり、星川鐵道の熱心なファンだったことが分かります。

しかし、さすがに鉄道のために人殺しはしないのではと白川は言います。別に生活がかかっているわけでもないからです。

逆に言うと白川は生活がかかっています。廃線派への憎しみも強いのではないかと怪しまれます。

その頃、取り調べを受けていた今泉が殺人を自供します。その途端に突然倒れて頭を机に打ち付けてしまいました。

今泉の真意

病院に搬送された今泉は一命は取りとめますが、脳に悪性腫瘍が出来ていて医師から宣告を受けている状態でした。

それまでは家電量販店の相談員として働いていた今泉ですが、会社に病気のことを伝えた途端、雇い止めを言い渡されて職を失います

用済みとなった人間が切り捨てられるように、用済みになった路線が廃線になる。今泉は鉄道に自分自身を重ねていました

だからどうしてもよみがえらせたかった、今泉は鉄道に対する思いを語ります。

今泉はわざと線路に入って警察に捕まり、この事件が過激な鉄道マニアによるものだと警察に印象づけます。

遺体や遺留品を使って星川鐵道のロゴマークを描き、復旧を訴える脅迫をだから送ったのです。

自分が殺したと言う今泉の自供を聞いた冠城は、吾妻を殺したのは今泉ではないと直感します。

残された命を使って真犯人の罪を肩代わりしようとしている、そんな気がすると冠城は感じていました。

右京さんはその人物におおよその見当がつくと言いました。

スパイの存在

今泉がかばいたかった人物、それは白川のことでした。あくまで今泉には白川が真犯人だと見えていました。

直接白川に話をしに戻った右京さんたちは、白川が犯人ではないと分かっていると伝えます。なぜなら、白川は廃線派に殺意を抱いていない。

さらに言えば本心では星川鐵道を復活させたいなど、これっぽっちも思っていないと指摘します。

昨日、旅館を訪れた時、右京さんはこの旅館を手放すのだろうと、不動産売却の本があったのを見て気付きます。

旅館の立て直しを諦めていたのにも関わらず、なぜ白川は熱心に鉄道復活を訴えていたのか?それは、運営会社から金銭をもらって演じていたのです。

かつてアメリカの諜報機関にサボタージュマニュアルと呼ばれる、組織を弱体化するためのマニュアルが存在していたと右京さんが説明します。

白川はスパイとして会に潜入し、人々を分断させて組織を回らなくさせるのが狙いだったのです。

白川が廃線派を過剰に攻撃することで地元の分断が進み、復活派の代表が心を痛めて会の解散を考えるだろうという作戦です。

結果的に白川の行動により鉄道の廃止はより現実的なものになりました。全てを見透かされた白川は雇われていたことを自供します。

目先の金が大事だといい、鉄道の復活も旅館の再建もとっくに諦めていたと白状します。

それを知らない今泉は白川が吾妻を殺したと思い込み、その罪を引き受けようとしていると教えます。

たかが鉄道のために馬鹿だと言う白川、米沢はたかが鉄道に救われる人もいると反論します。

鉄道への思いを熱く語った後、そもそもこの旅館を訪れる人たちはそういう思いを知っていた人たちではないかと説教します。

鑑識米沢復活

白川がスパイだったことを今泉に伝え、真相を話してもらいます。事件の晩、吾妻と今泉は会う約束をしていました。

ホテルの駐車場に行くと、吾妻の死体を今泉は発見します。犯人は白川に違いないと直感しますが、鉄道の復活に熱心な人を警察の手に渡したくないと今泉は思いました。

そこで今泉は人殺しもいとわない鉄道マニアという犯人像を作り上げ、自ら演じ続けることにしました。

動機は死ぬ前にもう一度星川鐵道が走る姿が見たかったからでした。

殺害現場が分かったことで、米沢は制服に袖を通して鑑識に向かいます。かつて何度となく行った鑑識作業を、後で怒られるのを覚悟で行います。

必ず何か拾い上げてみせると挑んだ鑑識の結果、被害者の血液をわずかに含んだ犯人のものと思われる足跡が検出されます。

その靴は完全フルオーダー製品だったため、店舗の足型データと一致する顧客は一人だけでした。

足跡は運営会社の松原玲子のものだったのです。

スポンサーリンク

【相棒20】17話の事件の真相

証拠が出たことを玲子に伝えに行くと逆ギレします。役割を終えた交通機関はただの遺跡だとか、お金を食うだけの遺跡は葬るべきだとか騒ぎます。

葬り方を間違えていると指摘すると、次のビジネスでは気をつけるという玲子。そのチャンスはもうないと思うと右京さんが皮肉を言いました。

白川を使って分断工作をしたことを、吾妻は気付いてしまったのではないかと右京さんは言います。

運行会社の社員が白川の旅館に入って行くのを見た吾妻は、玲子にそのことをぶつけます。

口止め料を払うから黙っておくように言いますが、吾妻は絶対世間に公表するといって聞きません。

みんなのことを考えて大事な星川鐵道の廃線に賛成していた気持ちが、あんたには分からないだろうと言う吾妻。

その背後から玲子はナイフを持って刺し、凶器もそこに捨てて逃げました

なぜ、線路脇で遺体が発見されたのか分からないという玲子。今泉がどんな気持ちで生きてきたか、きっと分からないだろうと右京さんが言います。

伊丹刑事がやってきて玲子を連行する際、勝手に現場鑑識をさせたことを右京さんは責められます。

米沢がいち鉄道ファンとして自分の手で、事件を解決に導きたいと言って聞かなかったと話します。

米沢が内村刑事部長に絞られているという話を聞き、一緒に絞られに行こうと冠城が右京さんを誘ってその場を後にしました。

スポンサーリンク

【相棒20】17話の結末

米沢は久し振りに一緒にやれて嬉しかったと語り、現場に復帰も悪くないと言います。しかし、今一番の望みは鉄道の旅に出ることだそうです。

星川鐵道が復活したら3人で乗りに行こうと誘う冠城、米沢も話に乗って喜びました。

米沢と別れた後、冠城は気になっていたことがあると話します。それは、今泉は本当は白川の犯行だと思っていなかったのではないかと言う事です。

その代わりに犯人は誰であろうと構わない、この状況を利用して白川をかばう演技をすればいいと考えたのではないか。

そうすればスパイだった白川の心を動かして、彼を路線変更させる事ができると。そこから人々の繋がり、連係し合ってやがて星川鐵道という運行図が完成すると思い描いていたのではと。

今回の件は全て今泉の作り上げた一枚のダイヤグラムだったのではないか、冠城はそう考えていました。

その根拠は?と右京さんい聞かれた冠城は、日々接している何かに知らず知らず触発されてしまったからではと告げます。

すると右京さんは「奇遇ですねぇ。僕も同じような事を考えていました」と告げました。

←16話18話→

スポンサーリンク

【相棒20】17話のまとめと感想

鉄道を巡る事件は米沢の鑑識作業により、真犯人が判明するという話でした。

以前から相棒を視聴していたファンには嬉しい回だったと思います。

プライベートでも鉄道ファンである六角さんのために書かれた脚本のような話で、やたら鉄道に対する熱い思いをアドリブなのかセリフなのか出てきます。

鉄道ファンにも様々なファンがいるようで、今回の今泉はスジ鉄というダイヤグラムを作成したりするのが好きなファンでした。

実際に今泉が思い描いた図だったのか、真相は分からないまま終わります。もしかしたらそうだったのではないかと、右京さんも冠城も思っていたようです。

たかが鉄道と興味のない人からしたら思うような話ですが、ドラマの中でも言うようにされど鉄道なのだと言う事が分かります。

趣味というものは部外者から見ると何とも不思議に見えますが、ファンにとっては人生を重ね合わせるようなものなのでしょう。

好きが高じてストーカーまがいのことをしたり、現実との区別がつかなくなってきたりすると困りものですが、趣味とは人生を楽しくする手段の1つだと思います。

右京さんはそんな米沢を温かく見守り、決して他人の趣味に対して文句を言ったりしません。

どんな人であろうと常にフラットに俯瞰して見ている。そのおかげでバイアスがかからず、真実が見つけられるのだろうと改めて感じました。

次回は3月9日21時から放送予定です。

【相棒20】17話のいいセリフ

たかが鉄道に救われる人もいるんですよ。

←16話18話→

タイトルとURLをコピーしました