【特捜9シーズン2】1話のネタバレと感想｜浅輪直樹が警部補になる

4月7日にスペシャルが放送され、今日から始まった【特捜9シーズン2】1話のネタバレと感想をまとめました。

今回の話は特に前のスペシャルの話を引きずってはいないようで、普通に一話完結の話として放送されました。しかし、妙な終わり方で今後に何か関係してくるのかなといった感じです。

【特捜9シーズン2】1話のあらすじ

菓子銘店が集う催事場でスイーツを堪能している特捜班主任の直樹（井ノ原快彦）と妻の倫子（中越典子）、そして若手刑事・新藤（山田裕貴）。お菓子のネット販売を始めたいという倫子の希望を形にするため、直樹がパソコンに強い新藤を呼び出したのだ。新藤がスマートフォンでライブ配信のできるアプリを紹介していたその時、ビルの上層階が突然爆発する！

その頃、高層ビル付近の路上を車で走っていた青柳（吹越満）と矢沢（田口浩正）、特捜班の部屋でテレビの生中継を見ていた志保（羽田美智子）と村瀬（津田寛治）、そして班長の宗方（寺尾聰）…爆発に遭遇した直樹らだけでなく、特捜班の面々は同時にこの惨状を目撃していた。 青柳と矢沢は爆発後にビルから飛び出してきた二人組を追跡。

志保と村瀬はテレビに映っていた、まるでこれから起こることを知っているかのように上を見ている男女二人組を突き止める。

一方、直樹と新藤は負傷者の救助をするため病院にいた。そこで手掛かりを入手した直樹は聞き込みを開始。

それぞれ特捜班のメンバーが追っている人物は、何者かに「最期にぜいたくさせてやる」と言われてSNSで集められた自殺志願者たちだということが判明する。

その中に、風船を運び込んだ人がいると知った直樹は、風船に可燃性のガスが詰まっていた可能性に思い当たる。爆発で死亡した主催者にライターを手渡した人物が怪しいと踏んだ直樹は、病院に戻って地道に聞き込みを再開。

そんな直樹に、新藤は“もっと効率的に捜査がしたい”と不満を漏らす。「効率のいい捜査なんてない」と言う直樹に反発した新藤は、別行動をすると収穫のないまま、ひとり特捜班に戻る。

しかし、その後、直樹と連絡がとれなくなってしまい…？

公式HPより

【特捜9シーズン2】1話のネタバレ

【特捜9シーズン2】1話のネタバレ詳細と感想

今回の話は各コンビがそれぞれの時間軸で、話を巻き戻しながら進んでいく話でした。

ネタバレその1：ビルの一室で爆発

屋外のイベント会場にいた直樹と倫子、そこに新藤も加わって話しているとビルの一室が爆破されます。
当然、現場に居合わせた直樹と新藤は直ぐに現場に向かいます。そして行った先の部屋で直樹は「何があったんですか」と見ればわかる状況をききます。

一方矢沢・青柳コンビは会場から逃げるバイクを追います。矢沢が実はドライビングテクニックがすごいということがここにきて判明します。そして、なんとなく勘で用賀に向かえといって、用賀方面に向かいます。刑事の勘というものは、説明いらずなのはよくあることです。

もう一方の村瀬・小宮山コンビは、爆破のあったビルのそばでやっていたイベントを中継していた番組を見ていました。そこでケーキの箱を持って行く男女を見て、そのケーキの箱から店を探すことにします。
もちろんパティシエである倫子に直樹が聞き、店が簡単に割り出せます。

ネタバレその2：いらつく新藤

なぜだか新藤が妙に直樹に絡みます。ついこないだ、刺されて死にそうになっていた新藤とは思えません。

• 丁寧な聞き込みにイライラ
• 村瀬たちに同行しないことにイライラ
• 別の係に手柄を横取りされてイライラ
• 走って行こうとする浅輪にイライラ
• 走り回った結果、令状がないと進展しないことになり、効率の悪さにイライラ
• とにかく効率が悪い捜査方法にイライラ
• 指輪の話を持ち出され、個人的な感情で八つ当たりするなとイライラ
• 捜査方針がなく、行き当たりばったりな捜査にイライラ

最終的にキレて新藤は勝手に別行動をします。生死をさまよっていた新藤とは思えない、入ったばかりの新藤に戻っています。喉元過ぎれば熱さ忘れたようです。

ネタバレその3：直樹拉致

二人別々に行動していたら、直樹が犯人に拉致されてしまいます。
いなくなった直樹を探しに病院に来た青柳が「歌って踊れそうな若い刑事」と聞き込みするのは笑いました。アドリブかもしれません。

直樹の行方を探しに、別行動を後悔した新藤と青柳・矢沢コンビが向かいます。
電話は繋がらないそうですが、GPSで位置を探すことはできないのでしょうか。宗方の聞き出す情報は、非常に大雑把な県境の山にある小屋というだけです。

新藤は新藤で反省しているのかと思いきや、僕だけが悪いのか？とか、そもそも先輩の捜査方法が…など言います。意外と新藤も強情です。

直樹を拉致した犯人は、ライフル銃を近距離で構えています。ドラマでいつも思いますが、ライフル銃なのだから遠くから狙えるのに近距離です。

そして直樹はスマホの画面を手探りで、中継するアプリを起動させて新藤に送ります。鏡が一応あるからアプリの位置が見えたのかもしれません。新藤に送るのも自動なのかもしれません、すごいです。

密閉性の低いボロボロな小屋なので、ガスが外に漏れて平気そうですが、 直樹は意識を失ってしまいます。

ネタバレその4：直樹救出

そして矢沢と青柳のコンビは、山の途中で脱落し、新藤だけが駆けつけます。新藤がどうやって小屋の位置を知ったかは不明です。刑事の勘だと思います。

見つけた小屋に鍵がかかっていて、その辺の石で鍵を壊そうとする新藤。それよりも窓を割ればいいのに。

ようやく小屋の中に入ったと思ったら、ガスの元栓を閉めるでもなく、直樹を表にすぐ連れ出すでもなく、その場で会話をする謎の行動。

ネタバレその5：小屋爆発

やっと直樹を連れ出したと思ったら、指輪がないことに気づいて取りに戻ります。

また新藤の死亡フラグが炸裂します。

案の定爆発する小屋、だから元栓を閉めろというのに。もちろんなぜか生きています。新藤の不死身さはある意味すごいです。

ネタバレその6：謎の終わり方

逃げていった犯人は、どこからか銃声が聞こえて射殺されます。直樹は次の日の朝、新聞で「テロ犯人射殺　警官に向けて発砲」という記事で知ります。

これが今回非常に不思議な部分でして、警官が出てくるシーンはありません。確かに14係が引き継ぐというようなセリフはありますが、逃げた犯人を追えとかそういったセリフはありません。

新聞の紙面だけで今回の事件を終わりにします。

【特捜9シーズン2】1話のその他気になったこと

• 野間口さんの登場シーンの少なさにビックリ
• 内閣テロ対策室にいた加納倫太郎は、ICTC国際テロ対策センターに出向らしい
• 今回の事件で直樹は警部補に昇格

【特捜9シーズン2】1話のまとめ

今回から新しく三原達朗という刑事部長が冒頭で紹介されます。どうやら特捜班をあまり快くは思っていないようです。今シーズンはこの人との対立という話なのかと思います。なので、恐らく今回の犯人も勝手に射殺したのかもしれません。