2020年1月20日(月)に放送された【絶対零度~未然犯罪潜入捜査~シーズン4(2020年版)】の、ネタバレと感想をまとめました。今回は小田切が主役の回でした。ミハンが弾き出した人物が、記憶も失った上に殺意も失っているのか?
【絶対零度4(2020)】3話のあらすじ
ミハンが新たな危険人物を割り出す。それは、名門バレエ団に所属する日本バレエ界のホープ・八尋舞(山口まゆ)だった。舞は、ネットを利用して致死量のヒ素を入手しており、毒物による殺人を扱ったサイトを何度も閲覧していた。山内(横山裕)は、舞が1週間後に開催される世界的なコンクールにエントリーしていることにも注目する。舞は、ライバルである英才教育を受けてきた同じバレエ団の瀬川綾乃(我如古りな)を狙っているのか?
井沢(沢村一樹)たちは、潜入捜査を進めると同時に、舞の部屋に監視カメラを設置した。ところがその矢先、重傷者も出た資材落下事故を目撃した舞が、意識を失って病院に搬送される。しかも舞は、そのショックで記憶を失う。特に、難病で入院中の親友・安達智花(古川琴音)のことを覚えていないことがわかって――。
記憶を失ってから、最近のスランプが嘘のように、調子を取り戻す舞。舞は記憶と一緒に殺意まで失ったのか? 井沢たちは、初めての事態に舞の動向を注視するが……。
小田切(本田翼)は、潜入中にグループセラピーで出会った篠田浩輝(高杉真宙)に再会する。篠田に本当の名前を聞かれて――。
公式HPより
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【絶対零度4(2020)】3話のゲスト
- 八尋舞…山口まゆ
高城バレエ団に所属するバレリーナ - 瀬川綾乃…我如古りな
高城バレエ団に所属するバレリーナ。舞のライバル - 安達智花…古川琴音
元バレリーナ。舞の親友。難病で入院中
【絶対零度4(2020)】3話のネタバレ
今回ミハンが弾き出した人物
- 八尋舞
- 20歳
- 高城バレエ団のバレリーナ
舞の動機
3年前の事件のことで脅迫するメールが届き、3年前に自分と智花が犯した罪を知られないようにするため、自ら毒を飲んで死のうと思っていた。
事件の真相
ミハンが弾き出した舞を調べたところ、記憶を失っていることが分かる。舞には智花という親友がいたが、智花は難病にかかりバレリーナをやめ入院生活を送っていた。舞は殺意も失っていたが、智花のことも思い出せずにいた。
ミハンは捜査をやめるか続けるか考えた結果、捜査続行することに決める。調べていくと3年前にトレーナーの男性である堀脇涼がビルの屋上から飛び降りて自殺していたのが分かる。同時期に智花が誹謗中傷を受けていたことも分かった。そして当時の綾乃のライバルは智花だった。
自殺と思われていた堀脇の死には不審な点があった。死んでから落とされた可能性があるが、舞が一人では落とす事はできない。協力者がいたのでは?と考えた井沢は智花に話を聞きに行く。智花は自供し、自分が一人でやったと言う。
舞の携帯にまた脅迫メールが届き、舞は記憶を取り戻す。3年前、堀脇に絡まれて押し返したところ、誤って頭をぶつけてそのまま死亡させてしまった。警察に自首しようとしたが、智花に止められ自殺に見せかけるよう堀脇を屋上から落としたのだった。
舞は誰かを殺そうとしていたのではなく、自殺をするためにネットで毒物を購入していたのだった。しかし、その毒物も記憶を失っている時に捨ててしまう。そのため、屋上へ向かい投身自殺しようとする。そこに小田切が駆けつけ、自分の過去を話すことで説得をして止めた。
舞に脅迫メールを送っていた人物は、綾乃の母親だった。3年前も堀脇に指示して智花に嫌がらせをさせていた。
【絶対零度4(2020)】3話の感想
小田切の過去が分かる回でした。記憶がないことは殺意も失っていいことだが、大切な人も忘れてしまうことになる。それは大切な人を殺すことにもなる。と、井沢がドラマ内で語ります。結局、記憶を取り戻す方向へ行きますが、何とも悲しい記憶です。
あんなに強くてカッコイイ小田切ですが、その理由は過去に嫌な思いをしたからでした。そして警察官になった理由も、その一件のせいで志したということも分かります。そんな小田切が今回は主役となり、ミハンが弾き出した対象者に対して説得をします。一番の見せ場となるシーンです。
また、グループセラピーで知り合った篠田とも進展があります。今後、篠田がどういう関わり方をするのか?ミハンがいずれ対象者に選び、小田切が葛藤するなんて話の流れにもなるかもしれません。
今回の事件の元となる3年前に起きた事件の詳細と登場人物のその後、小田切の過去とテロ事件の進展についてまとめました。
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