【シリウスの反証】第3話 ネタバレ解説|東山の死と引き継がれた未回収の謎

連続ドラマ
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『シリウスの反証』第3話は、物語の構図そのものが大きく変わる転換回です。再審請求が本格化し、冤罪事件の核心に迫りつつあった中で、主要人物・東山佐奈が殺害されるという衝撃的な展開を迎えました。

本話では、指紋鑑定をめぐる証言の翻しや、供述調書の矛盾が浮き彫りになる一方で、東山は“真犯人を知っている”という言葉を残したまま退場します。彼女は何に辿り着き、何を託そうとしていたのか。

この記事では、第3話の結論と時系列を整理しつつ、東山が残した未回収の謎に焦点を当ててネタバレ解説していきます。

※本記事は第3話のネタバレ解説です。
事件の発端や第1話の整理については、
▶︎ 第1話ネタバレ解説はこちらからご確認ください。

※本作『シリウスの反証』はWOWOWで放送・配信中。
▶︎ WOWOWで視聴する(公式サイト)

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  1. 第3話 3行まとめ
  2. 結論|第3話は「東山の死によって物語が引き継がれる回」
  3. 登場人物(第3話時点)
  4. 時系列整理(ネタバレ)
    1. 再審請求へ向けた動き
    2. 稗田との接触
    3. 再審請求審での攻防
    4. 志村の証言翻し
    5. 東山の死
  5. ポイント整理|第3話で明確になったこと
    1. ① 東山は「真犯人」に辿り着いていた可能性が高い
    2. ② 指紋鑑定をめぐる構図は、想像以上に歪んでいた
    3. ③ 東山の死は「真相が語られない構造」を決定づけた
    4. ④ 再審請求は「弁護士だけの闘い」ではなくなった
  6. 東山が残した「引き継ぎ事項」整理
    1. 引き継ぎ事項① 東山のもとに届いた“写真”の意味
    2. 引き継ぎ事項② 崖で見ていた“事故”との関係性
    3. 引き継ぎ事項③ 最期の言葉「か…ぎ…あ」
    4. 引き継ぎ事項④ 志村の証言翻しという最大の違和感
    5. 引き継ぎ事項⑤ 真犯人の存在を「知っている」という事実
  7. 東山は「答え」ではなく「課題」を残した
  8. 次回への注目点|東山がいなくなった後、誰が真実に向き合うのか
    1. 注目点① 東山の残した手がかりを、藤嶋と安野はどう読み解くのか
    2. 注目点② 志村は再び「証言者」として向き合うのか
    3. 注目点③ 再審請求は「人を巻き込む闘い」へと変わる
    4. 注目点④ 東山の死は「終わり」ではなく「始まり」
  9. まとめ|第3話は「真相に最も近づいた人物が退場する回」
  10. 『シリウスの反証』を今すぐ観る

第3話 3行まとめ

  • 再審請求が本格化する中、東山は「真犯人を知っている」とまで踏み込む
  • 指紋鑑定官・志村が証言を翻し、事件の構図は再び混迷する
  • そして東山は、核心に触れた直後に殺害され、多くの謎を残して物語は次の段階へ進む
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結論|第3話は「東山の死によって物語が引き継がれる回」

第3話は冤罪事件の真相に最も近づいていた東山が命を落とすという、シリーズ最大級の転換点です。

彼女の死によって、物語の軸は「東山が追っていた真実」を藤嶋と安野が引き継ぐ構図へと明確に移行しました。

同時に、東山は多くの重要な情報を“語らないまま”残しています。本話は、事件が進展したというよりも、謎が意図的に増幅された回だったと言えるでしょう。

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登場人物(第3話時点)

  • 藤嶋翔太(中島裕翔)
    弁護士。東山の意思を引き継ぐ立場に立たされる。
  • 東山佐奈(仁村紗和)
    チームゼロのトップ。本話で殺害される。真犯人に迫っていた人物。
  • 安野草介(金子大地)
    藤嶋の友人で同僚。再審請求の実務を担う。
  • 志村寛文(近藤芳正)
    当時の指紋鑑定官。証言を翻し、最大の不信点となる。
  • 稗田一成(緒形直人)
    当時の検察官。東山から再審協力を求められる。
  • 沢村
    当時の担当捜査官。供述調書の矛盾を突かれる。
  • 棚瀬梨沙子(川島鈴遥)
    被害者の娘。事件の「その後」を生きている存在。
  • 宮原信夫(五頭岳夫)
    25年前の吉田川事件の死刑囚。
  • 大坪志郎(綾田俊樹)
    当時の担当弁護士。後悔と責任を抱える。
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時系列整理(ネタバレ)

再審請求へ向けた動き

東山は、当時の指紋鑑定官3人のうち、2人にバイアスがかかっていた事実を藤嶋に伝える。唯一前科があったことを知らなかった志村は、宮原と凶器の指紋に相違点があったことを認めていた。

凶器の指紋が唯一の物証であり、ここを崩せば再審請求の突破口になる――東山は強く再審請求を押し進める。

稗田との接触

東山は稗田に直接会い、「宮原は冤罪だ」「真犯人を知っている」とまで言及する。ただし、その名前は明かさず、稗田の“良心”に賭ける形で協力を求めた。

再審請求審での攻防

安野は、手提げ金庫の投棄場所に関する供述の矛盾を徹底的に突く。宮原の最初の自白と、第三者(観光客)の行動が偶然一致する確率は極めて低く、供述調書そのものの信頼性に疑義が生じた。

志村の証言翻し

証人として出廷した志村は、かつての供述を翻し「特徴点は12箇所一致していた」と証言する。

この証言は、再審請求の根幹を揺るがすものであり、志村の行動は最大の謎として浮かび上がった。

東山の死

審理の合間、東山のもとに一枚の写真が届きます。それを見て「やっぱり間違ってなかった」と笑った直後、東山は太田の父に刺され、帰らぬ人となった。

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ポイント整理|第3話で明確になったこと

① 東山は「真犯人」に辿り着いていた可能性が高い

東山は稗田に対し、「私は真犯人を知っています」と断言しています。これは推測ではなく、確信を伴う発言でした。

写真を見た直後の反応や、行動の一貫性から見ても、東山が事件の核心に迫っていた人物であることは間違いありません。

② 指紋鑑定をめぐる構図は、想像以上に歪んでいた

志村の証言翻しによって、指紋鑑定という“物証の最後の砦”が揺らぎました。

これは単なる証言の食い違いではなく、当時の捜査・鑑定体制そのものに無理があった可能性を示しています。

③ 東山の死は「真相が語られない構造」を決定づけた

東山は、真犯人の存在を示唆しながら、その名前を明かす前に命を落としました。

その結果、第3話で描かれたのは、真相そのものではなく、「語られないまま残された事実」です。

東山の死は、誰かの意図を断定するための材料ではなく、物語を“未完の状態”で次へ引き渡す装置として機能しています。

④ 再審請求は「弁護士だけの闘い」ではなくなった

東山の死によって、再審請求は法律論だけで完結する話ではなくなりました。

関係者それぞれが、自分の過去や立場と向き合わされる段階へと入っています。

東山が強く再審請求を進めるに至った背景や、指紋鑑定をめぐる問題点については、
▶︎第2話ネタバレ解説で詳しく整理しています。

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東山が残した「引き継ぎ事項」整理

第3話で東山は、冤罪事件の真相に最も近づいていましたが退場してしまいます。彼女は答えを明かす代わりに、いくつもの「引き継ぐべき事項」を残しています。

ここでは、東山が遺した情報を整理します。

引き継ぎ事項① 東山のもとに届いた“写真”の意味

東山のスマートフォンに届いたのは、海岸で5人の男が水着姿で写っている一枚の写真でした。

この写真を見た直後、東山は「やっぱり間違ってなかったよ」と笑みを浮かべています。

写真の人物が誰なのか、事件とどう関係するのかは語られていません。ただしこの反応から、東山が長く追ってきた仮説を裏付ける決定的な材料だった可能性は高いと言えるでしょう。

引き継ぎ事項② 崖で見ていた“事故”との関係性

東山は途中、崖下に車が転落した事故の記事に強い関心を示します。そこに写っていたのは、柏木愛二という男性の死亡記事でした。

この事故が、吉田川事件とどう結びつくのかは明示されていません。しかし、写真が届く直前まで東山がこの事故を調べていたことから、事件の周辺で見過ごされていた重要なピースである可能性が残されました。

引き継ぎ事項③ 最期の言葉「か…ぎ…あ」

刺された直後、東山は「か…ぎ…あ」という言葉を残して意識を失います。これは明らかに、完成した言葉ではなく、途中で途切れた“手がかり”です。

誰かの名前なのか、場所なのか、概念なのか。現時点では断定できませんが、東山が最期まで“伝えようとした何か”があったことだけは確かです。

引き継ぎ事項④ 志村の証言翻しという最大の違和感

東山が強く信頼していたはずの指紋鑑定官・志村は、法廷で過去の供述を翻しました。この行動の理由は明かされておらず、事件の中で最も「目的が見えない人物」となっています。

東山が生きていれば、この矛盾に切り込んでいた可能性は高く、彼女の死によって真相解明の責任が藤嶋と安野に引き継がれた形です。

引き継ぎ事項⑤ 真犯人の存在を「知っている」という事実

東山は稗田に対し、「私は真犯人を知っています」と断言しています。

名前は明かされませんでしたが、これは推測ではなく、確信を伴う発言でした。つまり第3話の時点で、東山はすでに“答え”に辿り着いていた人物だったのです。

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東山は「答え」ではなく「課題」を残した

第3話で東山が果たした役割は、真相を明かすことではありませんでした。

彼女は、

  • 写真
  • 事故
  • 言葉
  • 証言の矛盾

という複数の断片を残し、それらを次に託す形で物語から退場しています。

東山の死によって、冤罪事件は“解決すべき問題”から「引き継がれた課題」へと姿を変えたと言えるでしょう。

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次回への注目点|東山がいなくなった後、誰が真実に向き合うのか

第3話で東山が亡くなったことで、『シリウスの反証』は明確に次の段階へ進みました。次回以降の注目点は、「新たな謎」ではなく、すでに提示された課題に誰がどう向き合うのかにあります。

注目点① 東山の残した手がかりを、藤嶋と安野はどう読み解くのか

写真、事故、最期の言葉、そして志村の証言翻し。これらはすべて、東山が一人で抱え込んでいた情報でした。

次回からは、東山が集めた断片を、藤嶋と安野がどう整理し、どう繋げるのかその過程そのものが描かれていくはずです。

注目点② 志村は再び「証言者」として向き合うのか

志村は法廷で供述を翻しましたが、その理由も背景も語られていません。

このまま沈黙を続けるのか、あるいは再び証言の場に立つのか。志村の選択は、冤罪事件の行方を大きく左右する重要な分岐点になります。

注目点③ 再審請求は「人を巻き込む闘い」へと変わる

第3話までは、再審請求は主に弁護士たちの闘いとして描かれてきました。しかし東山の死によって、この闘いは当事者や遺族、関係者を否応なく巻き込むものへと変わります。

誰が関わり、誰が距離を取るのか。その選択一つひとつが、物語に重みを与えていくでしょう。

注目点④ 東山の死は「終わり」ではなく「始まり」

東山は、真相に辿り着いた人物でした。だからこそ、その死は物語の終着点ではありません。彼女が残した課題をどう受け継ぎ、誰がどこまで踏み込むのか。

次回以降は、東山の不在そのものが物語を動かす要素になっていきます。

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まとめ|第3話は「真相に最も近づいた人物が退場する回」

『シリウスの反証』第3話は、冤罪事件の真相が明らかになった回ではありません。しかし、真相に最も近づいていた人物が物語から退場した回でした。

東山は、写真や事故、証言の矛盾といった複数の手がかりを集め、すでに“答え”に辿り着いていた可能性があります。しかし彼女は、その答えを語る前に命を奪われました。

その結果、第3話で描かれたのは解決ではなく、引き継ぎです。東山が残した課題は、藤嶋と安野に、そしてこの事件に関わるすべての人々に託されました。

真実はまだ明かされていません。しかし、何が問題なのか、どこに向き合うべきなのかは、はっきりと示されています。

第3話は、物語の折り返しではなく、「ここから先は戻れない」という地点を示した回だったと言えるでしょう。

※『シリウスの反証』全話を通した事件整理・人物整理については、シリーズまとめ記事を現在作成中です。公開次第、こちらからご案内します。

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