2021年4月30日から始まった【警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~シーズン5】1話のネタバレと考察をまとめています。
今シーズンからゼロ係にノンスタイルの石田明さんが大林夏彦役で加入しました。シーズンレギュラーとして中山美穂さんと本宮泰風が出演します。
ワイドショーの辛口コメンテーターが殺害されるという連続殺人事件が発生!冬彦と寅三のコンビ解散を賭けた犯人探しが始まるが……。
【警視庁ゼロ係シーズン5】1話のあらすじ
ワイドショーの辛口コメンテーター中澤達也(久保田かずのぶ)が遺体で発見された。両手足を縛られ水溜りに顔をつけられて溺死していた遺体の周りには、アネモネの花びらが落ちていた。
冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)が捜査本部に行くと、捜査一課の鬼塚純平(本宮泰風)に追い出されそうになる。だが、管理官の保科玲(中山美穂)が冬彦の科警研時代の上司だったため、捜査に参加せてもらえることになった。
今度は新たに辛口コメンテーターの掘進(住田隆)が、中澤と同じ手口で殺害されてしまう。殺害された彼らの共通点は、小川卓郎(伊阪達也)と鳩山茜(傳谷英里香)の不倫騒動についてコメントしていたことだった。
そこで冬彦は茜に話を聞きに行くと、花束と一緒に送られてきたメッセージが怪しいと睨む。送り主は茜のファンで田辺健治(影山徹)という人物だった。田辺のところへ聞き込みに向かう冬彦と寅三、だが、田辺を取り逃がしてしまう。自宅には次の標的を匂わすメモが見つかった。
次の標的は誰なのか?冬彦は小川卓郎だと予想するが、辛口コメンテーターの横川享楽(小宮孝泰)の遺体が発見される。予想を外したことにより、寅三と冬彦のコンビ解消を保科に命じられてしまい……。
【警視庁ゼロ係シーズン5】1話のネタバレ
今回では事件が解決しないので、ネタバレといっても犯人が誰かはわかりません。そこで今回起きた事件の内容をまとめたものと結末の考察をしてみました。
事件内容
被害者
- 中澤達也
- 堀進
- 横川享楽
事件の共通点
- 被害者はワイドショーの辛口コメンテーター
- スタンガンで失神させられていた
- 結束バンドで手足を拘束されていた
- 水で溺死
- 現場にアネモネの花びらがあった
冬彦のプロファイリングとしては、犯人には強い怨恨があるということ。しかし、花びらには怨恨とは矛盾する何かを感じるといいます。
一方、保科管理官のプロファイリングは、怨恨とは限らず、花びらは自分の存在をアピールするためと言いました。まったく2人の予想は違います。
3人目の標的が誰なのか、冬彦は小川だと予想しますが実際は横川でした。なお、茜のファンである田辺には3人が殺害された時のアリバイがありました。
考察
3人を殺害した犯人はいったい誰なのか?今回登場した人物の中にいるのか、それとも次回新たに登場する人物が犯人なのか?現時点で考えられることを勝手に考察してみました。
アネモネの花について
遺体のそばにはみな、アネモネの花びらがありました。なぜアネモネなのか?ヒントがあるかもしれないので、そこでアネモネの花言葉を調べてみました。
花言葉は「あなたを愛します」「はかない恋」です。さらに色によって花言葉が違うこともわかりました。
- 白いアネモネの花言葉は「真実」「期待」
- 紫のアネモネの花言葉は「あなたを信じて待つ」
- 赤のアネモネの花言葉は「君を愛す」
現場にあったアネモネの花びらは、色々な色の花びらでした。なのでどれか1つの色の花言葉が当てはまる可能性は低そうです。しかし、冬彦がドラマ内でじーっと紫色の花びらを見るシーンが出てきます。そこに意味はあるのか?
また、アネモネは草全体に毒があり、茎を折ったときに出た汁に触れると、皮膚炎を引き起こしたりします。こういった部分がヒントになるかはわかりませんが、参考までに記しておきました。
溺死の理由
3人とも水の深さや場所は違えども全員溺死で殺害されます。冬彦はこの殺害方法から、強い怨恨があるのではないかと感じていました。もがき苦しむ様を見ながら殺害するため、何かしらの強い恨みやサディスティックな欲望があると考えられます。
では、なぜ溺死なのか?次回の予告を見ると、「水に何らかの理由がある」と冬彦が言います。そこから想像すると犯人の大切な人が水で死んでいるのではないか?と考えました。だから溺死にこだわる理由があるのではないか。そうなるとやはり、冬彦の言うように強い怨恨説が有力です。
犯人の予想
では、いったい誰が犯人なのか?犯人の手がかりとなりそうなシーンは、ネットに書き込みをしている姿と、堀進を殺害した際に映っていた防犯カメラ映像です。
しかし、どちらもフードを深く被っていて顔が見えません。男か女かもよくわかりません。誰が犯人かよくわからないときは、配役から想像するしかありません。今回のゲストで考えると、ADの川島空美が濃厚です。
同じく配役から想像すると、アナウンサーの久保田が事件と無関係とは考えにくいです。もしかしたら久保田のせいで、犯人の関係者が死亡したとか、そういった因縁がありそうです。
はっきりといえることは、犯人らしき人物の体型からして、アナウンサーの久保寺ではないということです。
【警視庁ゼロ係シーズン5】1話のまとめと感想
新メンバーも加入したゼロ係は、冬彦と寅三のコンビ解散の危機から始まりました。シーズンレギュラーとして冬彦の科警研時代の上司が登場し、警察上層部から冬彦の暴走を止めるよう冒頭で命じられます。そのためか、妙に冬彦と寅三に対して当たりが強く、なんとも不穏な感じな始まりでした。
冬彦の推理が度々ドラマ内では外れているように進みます。ゼロ係に配属されたことで、勘が鈍ってしまったのか?そんな雰囲気ですが、最終的には当たっているというオチになりそうな気がします。
新たなレポートとして「オメガレポート」というものが登場します。「公安部外事一課 密輸事件内通者に関するファイル」というもので、科警研時代に冬彦が書いたレポートです。これがどういった内容のものかはまだわかりませんが、シーズン通して描かれる内容のものだと思われます。詳細がわかったらまた記載していきます。
相変わらず笑いの部分があるかと思えば、事件内容はハードなゼロ係でした。次回の放送は5月7日20時から放送予定です。