今回のキントリはお金よりも大事なものとはなにか?を考えさせられる話でした。お金より大事なもの、それは今回の取調対象の場合は何だったのでしょうか?
緊急取調室概要
3話ゲスト
筧美和子・仙道敦子・永岡祐
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あらすじ
仮想通貨取引を意のままに操り、“5億稼ぐ女”と呼ばれるカリスマトレーダー・宝城理沙(筧美和子)が、自宅マンションで殺された。死因は頭部をアタッシュケースで強打されたことによる脳挫傷。事件現場の状況から、金が絡んだ顔見知りによる犯行だとにらんだ捜査一課の刑事・監物大二郎(鈴木浩介)と渡辺鉄次(速水もこみち)は、さっそく同じマンションに住む第一発見者・平井かすみ(仙道敦子)を逮捕する。というのも、かすみは理沙に仮想通貨専用の口座を開設させ、裏で自分が売買取引を実行。そう…何を隠そう、“5億稼ぐ女”の正体は理沙ではなく、かすみだったのだ! しかも、かすみには犯行時刻のアリバイがない上に、理沙の部屋から指紋も多数検出されていた…。
ところが、いざ監物と渡辺が取り調べを始めると、かすみは犯行を全面否定。完全に行き詰まってしまったため、取り調べは真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に一任される。しかし、かすみは他人の口座で仮想通貨取引をした詐欺行為については認めたものの、殺人については相変わらず否認を貫き…!? そんな中、有希子らの脳裏に大きな疑問が浮かび上がる。そもそも、かすみはなぜ理沙を自分の代わりに表舞台に立たせたのか? そこには何か“人には言えない理由”と“別の顔”があるのではないか、と…。
その矢先、理沙が男性高齢者たちを相手に、詐欺を働いていたことが判明! しかも、この新事実をキントリ・チームが突きつけた瞬間から、かすみは“出口の見えない黙秘”に転じてしまい…!?
公式HPから引用
ネタバレ
感想
最近話題になった銭湯絵師見習いの人のように、モデルで○○のような肩書きは大体怪しいです。
モデルだけではパンチが足りないので、いくつか付け足そうみたいな感じがします。
5億稼ぐ女
仮想通貨を運用して、元手500万で5億を稼ぐ方法を調べてみました。
- 2017年の12月にある程度売った
- マイニングしまくってる
- ハッキングした
彼女の状況は
- 運営期間は35歳から44歳の間の9年間
- 元手は500万
- それ以前の仕事はパートを転々としてた
- 勝率は自称8割
- 今も毎日取引している
といった感じで、金融関係の仕事には携わったことはないそうです。
もちろんハッキング技術などあるはずもありません。
そうなると、 2010年の頃に買ったビットコインをずーっと持ち続け、2017年12月に最高値をつけた時に売り払えば500万円でも可能です。そのやりかたなら、1万円が30億になったそうです。
ですがこれは、一切売買せずに2010年当時のものを持ち続けた場合です。彼女は毎日トレードしていたらしいので、実際上手くいってたかはわかりません。
しかし自称勝率が8割なので、きっとうまくいったのでしょう。
それに儲かっているなら、詐欺に手を出す理由が謎です。自分の儲けた金を動かせばいいのに、もっと桁の大きな金を動かしたかったのでしょうか。
本当は儲かってなくて資金集めに詐欺をしたのでは、と疑いたくなります。
その他気になったこと
- 上司がバカの言葉に「え、私?」と反応する磐城部長
- 玉ちゃん自らうぇーいをやりたがる
- しかもうぇーい後は満足げな玉ちゃん
- 金より大事なものは「正義」な春さん
まとめ
話としてはそんなに悪くはないのですが、いかんせん「勝率8割」という勝率が、ウソっぽくてぼんやりします。結局のところ彼女は何がしたかったのか、そしてどうなりたかったのか。その興奮を得る一瞬のためだけに生きているような、いうなれば女性版カイジのような話でした。