【2020年春ドラマ】原作の漫画と小説・海外リメイク作品の一覧

【2020年春ドラマ】の原作小説

ぴぷる～AIと結婚生活はじめました～

原田まりるの原作をドラマ化。AIとの結婚ができる法律が施行された近未来、サラリーマンの男が「ぴぷる」と名づけた人型AIと結婚をする。AIと人間のあり方を考える、SFヒューマンコメディ。

声優・梶裕貴が連続ドラマ初主演。人型AIぴぷるをアヤカ・ウィルソンが演じる。

ぴぷる

竜の道 二つの顔の復讐者

2015年に急逝した白川道の未完の小説をドラマ化。義父母を死に追いやった人物への復讐を誓った双子の兄弟の話。裏社会へ身を投じた主人公の竜一と、エリート官僚を演じる双子の竜二。さらに血の繋がらない妹の美佐へのそれぞれの思いが交錯し、竜一と竜二の足並みにも乱れが生じ始めてしまう。

未完の小説をドラマオリジナル展開を加えてドラマ化。玉木宏と高橋一生の双子の復讐劇！

レンタルなんもしない人

“レンタルなんもしない人”という実在する人物のノンフィクション・エッセイが原作。Twitter発の“何にもしない”というサービスを始めた2018年6月から、2019年1月の『スッキリ！』出演までの約半年間に起きた出来事をほぼ時系列通りに紹介。何もしないのに何かが起きる、不思議で心温まるエピソードの数々。

原作は『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』、原作協力で『〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます。』という2冊を元にしてドラマは構成。

そして、ユリコは一人になった

第18回『このミステリーがすごい！』U-NEXT・カンテレ賞受賞作。貴戸湊太の同名小説をドラマ化。学校の都市伝説にある「ユリコ様」。絶対的権力を持つことができるというが、複数人いた場合は“ユリコ”という名前を持つ人物が、最後の一人になるまで殺戮が続くという。そして、一人また一人と“ユリコ”が消え…。

主役に玉城ティナを配役して、ドラマは関西ローカルで放送。

明治開花 新十郎探偵帖

原作は坂口安吾の『明治開化 安吾捕物帖』。捕物帖とタイトルにあるが舞台は江戸時代でなく明治時代中期。探偵の結城新十郎が事件を解決するという話だが、勝海舟が推理を外すという間抜けな役で登場する構成になっている。1973年にも一度ドラマ化され、2011年にはアニメ化もされている。

主役の新十郎を福士蒼汰が演じ、NHK BSプレミアム内でドラマ化。

ディア・ペイシェント～絆のカルテ～

現役内科医である南杏子の同名小説が原作。「モンスターペイシェント」と呼ばれる患者と関わる中で主人公の成長をミステリタッチに描く。患者と医者がわかりあうことはこんなにも難しいのか？現代医療界の現実を抉る感動巨編。

主人公の真野千晶を演じるのは貫地谷しほり、モンスターペイシェントの座間を田中哲司が演じる。

異世界居酒屋「のぶ」

蝉川夏哉の同名小説が原作。中世ヨーロッパのような世界になぜか繋がってしまった居酒屋「のぶ」。そこに訪れる人々と酒や食を通した話が描かれるグルメファンタジー。異世界でも出すものは唐揚げや生ビールといった居酒屋の料理、温かな人間ドラマが繰り広げられる。

主役を大谷亮平、看板娘に武田玲奈をキャスティング。監督と脚本は今作が連続ドラマ初挑戦の品川ヒロシ。

サムのこと/猿に会う

西加奈子の同名小説をdTV独占配信でドラマ化。

【サムのこと】

主演は遠藤さくら。乃木坂46の4期生のメンバーが出演する。同じアイドルグループのメンバーの1人が亡くなったことをきっかけに、元メンバーたちが集まり当時を振り返る。やがて、仲間を失った喪失感が、希望へ変わっていく様を描いた群像劇。

【猿に会う】

仲良し3人組の女子大生が日光への旅行で、殺人事件に遭遇してしまう。様々なトラブルを乗り越え、人生を見つめなおすというロードムービー。

サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻2

佐藤青南の『行動心理捜査官・楯岡絵麻シリーズ』が原作。絵麻という名前から“エンマ様”の異名を持つ、刑事・楯岡絵麻が主人公。マイクロジェスチャーという人が嘘をつくとに現れる微かな表情の動きを読み取り、取調べで100%自供に追い込む。

主役の絵麻を前作同様に栗山千明が演じるシーズン2。毎回登場するゲストとの駆け引きがメインのドラマ。

パレートの誤算～ケースワーカー殺人事件

柚月裕子の同名小説が原作。ベテランケースワーカーが殺害されたことをきっかけに、後を継いだ新人職員が生活保護の闇に気づき巻き込まれていく社会派ミステリー。

主人公の新人職員を橋本愛、同僚ケースワーカーを増田貴久が演じる。

鉄の骨

池井戸潤の同名小説が原作。中堅ゼネコンに就職した主人公がある日、畑違いの部署に異動させられる。その部署は“談合課”と呼ばれている業務課だった。談合がなければ建設業界は立ち行かない、談合は“必要悪”だと聞かされる。談合は本当に悪なのか、主人公の苦悩の日々が始まる。

2010年にNHKでドラマ化された作品を、キャストを変えて再びWOWOWでドラマ化。

M 愛すべき人がいて

浜崎あゆみのデビューのきっかけとなったプロデューサーとの出会い、スターダムへ駆け上がっていく姿、そして別れに至るまで。当事者の2人にインタビューし、それを再構成した事実を元に書かれたフィクション小説。

ドラマでは浜崎あゆみ役を安斉かれんが演じ、プロデューサー役を三浦翔平が演じる。

半沢直樹2

池井戸潤原作の『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』が原作。前作大ヒットしたドラマが今春続編放送決定。『ロスジェネの逆襲』は半沢が出向した「東京セントラル証券」以降の物語。『銀翼のイカロス』は「東京セントラル証券」から「東京中央銀行」に復帰してからの物語。

2つの原作を1シーズンのドラマで放送。主役の半沢は前作同様に堺雅人が演じる。

オペレーションＺ～日本破滅、待ったなし～

『ハゲタカ』の真山仁の同名小説が原作。国家破綻危機に陥った日本を“オペレーションZ”という総理大臣指揮下の密命チームが、歳出半減を目指しチームが奮闘する姿を描く。

主役の総理大臣役に草刈正雄を配役。オペレーションZのメンバーに溝端淳平、高橋メアリージュンらが出演。

すぐ死ぬんだから

内館牧子原作の同名小説が原作。人生終盤を迎えた78歳の主人公が、おとずれた人生の荒波を乗り越え“品格ある老後”を手に入れる。すぐ死ぬんだから、残りの人生思い切ってみよう、そんな気持ちで老後に起きた様々なことを受け止め、選んだ先にあるものとは。

主演に三田佳子を迎えてドラマ化。

ネット興亡記

日経電子版に連載されてた、IT起業家の壮絶な物語を描いたノンフィクション作品。1990年代に日本にインターネットが普及されたころ、次々に現れたIT起業家たち。知られざる苦悩や戦いを記している。

ドラマの主演はオリエンタルラジオの藤森慎吾。全52回の掲載のうち、選りすぐりの5つをドラマ化。

【2020年春ドラマ】海外作品のリメイク

SUITS/スーツ2

アメリカでシーズン8まで制作されているリーガルドラマの日本版リメイク。このドラマに出演していたメーガン・マークルがイギリス王室のヘンリー王子と結婚したことが話題に。2019年にシーズン9を持って打ち切ることが決定された。

日本版では主人公を織田裕二、その相棒の天才的頭脳の持ち主を中島裕翔が演じている。

未満警察 ミッドナイトランナー

2018年に公開された韓国の映画『ミッドナイトランナー』を日本版にリメイク。警察学校の生徒2人が外出先で拉致現場を目撃する。警察に通報するが進まない捜査、2人が自ら捜査をし始めることにするが、予測不能の事態が次々と発生する。

行動派のギジュン役に平野紫耀、頭脳派のヒヨル役に中島健人を配役。ジャニーズの2人が共演。