【17才の帝国】4話のネタバレと感想|高齢者の幸せとは?

2022春ドラマ

NHK総合ドラマ【17才の帝国】4話「理想の世界」のネタバレと感想をまとめています。

真木がAIに作らせた謎の少女スノウ。そのことをサチは平に伝える。真木は高齢者との折り合いをつけるため、思い出をAIで甦らせるが……。

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【17才の帝国】4話のあらすじ

鷲田総理(柄本明)から真木(神尾楓珠)を切るよう迫られる平(星野源)は、彼のことを徹底的に調べるため監視カメラを仕掛ける。すると真木は秘密部屋に頻繁に出入りをしていることが分かった。

復帰後の閣議の議題に挙がったのは、商店街の再開発の件だった。若者と高齢者が支持する案が別々だったため、照(染谷将太)が折衷案を出すよう真木から指名された。街の歴史を調べていくうちに分かることは、50年前に廃止になった祭りに高齢者は思いを寄せているということだった。

やがて、官邸に旧市議会のデモ隊が押し寄せる。自分たちを切り捨てていく真木のやり方に、高齢者たちは怒りを覚えていた。旧市長の保坂(田中泯)は平に目指す未来に自分たちを連れて行くつもりはあるのかを問う。真木が間に入りみなが満足いく再開発を目指すと約束した。

みなを幸せにする難しさに悩む真木はユキ(山田杏奈)に打ち明ける。するとユキは理想の世界を創ろうというが、それはあまりにも大胆な提案だったため真木は困惑する。

サチ(山田杏奈)の家にやってきた真木は祖父の大樹(綾田俊樹)にタブレットである映像を見せる。そこには亡くなった祖母のキヨ(小貫加恵)がAIにより蘇っていた。それを見たサチは嫌悪感を覚え、平に補佐官を辞めさせて欲しいと電話する。その理由を聞いた平は秘密部屋へ向かうと、そこにはサチそっくりのユキがいたことに驚く。

なぜソロンは自分を総理大臣に選ばなかったのか、平は直接ソロンに尋ねる。その答えを聞いた平は……。

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【17才の帝国】4話のネタバレ

何が幸福なのか?真木は悩んである行動を取りますが、サチはそれに嫌悪します。そして平は自分が総理に選ばれなかった理由を知って憤りすら感じました。

転職をした人たちの幸福ポイントは上昇し、支持率も51%までに戻っていた。真木(神尾楓珠)は過労と栄養失調が原因だったため、数日の入院で復帰する事ができた。一方、平(星野源)は鷲田総理(柄本明)に真木のことを徹底的に調べるよう命じられ、監視カメラを部屋に設置した。山口(松本まりか)に7年前の事件のことを聞いた平は、白井秘書(髙橋洋)が日記をつけていたことを知る。ただ、その日記はどこにあるのか分からない状態だった。

補佐官の仕事をしないでいたサチ(山田杏奈)は学校で浮いた存在になっていた。閣議では狸穴商店街再開発の案を詰めていた。20代30代の若者は人との交流をメインに据えたヘキサ案を支持し、65歳以上の高齢者は自然の豊かさを生かしたノナ案を支持していた。彼らがなぜ支持するのか、その理由は50年前に途絶えた青波祭りにあった。

高齢者の幸福度は若い世代よりも低く、日本の高齢者は社会的孤立感を深め、報われない思いを抱いているとソロンは分析する。そこで真木は照(染谷将太)にソロンと一緒に最終案を作るよう指名した。後日、折衷案をみなに説明する照だが、官邸にデモ隊が押し寄せてくる。やってきたのは旧市議会の佐伯(岩松了)や保坂(田中泯)を含む高齢者たちだった。

真木の退任を求める声が響く中、真木は平とともにデモ隊のところへ向かう。意見ではなく抗議だという彼らに対し、真木はできるだけみんなを幸せにしたいんだと説明する。その様子を見た若者たちは高齢者を嫌悪し、口々に文句をソロンに投稿する。

保坂は平にどう思っているのかを問うと、ソロンと共に未来を創っていきたいと答えた。その未来に我々を連れていくつもりはあるのかと保坂は聞くが、平は答えることができなかった。真木が間に入り、みんなを不幸にしたいわけではないと説得し、商店街の再開発を喜ばれるものにすると約束した。

真木と照は青波市の歴史を改めて調べに図書館へ向かう。かつて青波市にはランタンを空に飛ばす祭りがあった。祭りは商店街を抜け、やがて海に立つ鳥居へ神輿を運んでいったという。現地を見て回った真木が官邸に戻ると、鷲田総理が来ていた。国の総理大臣をやるつもりがあるのかと問われた真木は、青波市の人たちも幸せにできていないので無理だと答えた。

鷲田総理は平を伴い保坂と会食する。保坂の気持ちを知ってか、ソロンは失敗だと告げた。慌てる平が後に真意を確かめたところ、あの場ではそう言っただけだという。そして引き続き頑張って欲しいと言いながら、真木を切るように命じた。自分にはもうないものを彼は持っていると平が主張しても、鷲田は聞く耳を持たず一喝した。

その頃真木は自分が黒い渦に巻き込まれそうだと、ユキ(山田杏奈)に相談していた。ユキは励ますと同時に理想の世界を創ろうと提案する。それは嘘やごまかしや汚いものがなく、正しくて優しくて明るい未来だという。さらに大人がいない世界だと言った。

サチは自宅に戻ると真木が来ていた。祖父の大樹(綾田俊樹)にタブレットの画面を見せる真木、そこには亡くなった祖母のキヨ(小貫加恵)の映像が映っていた。真木はAIで祖母を甦らせたのだ。懐かしさに喜ぶ祖父に真木は説明を続ける。サチは嫌悪感を覚えて自室に閉じこもった。鏡に映る自分がユキの姿に見えたサチは、吐き気すら感じていた。

平が仕掛けた監視カメラに秘密部屋に向かう真木の姿が映っていた。そこにサチからの電話が入り、真木が亡くなった人をAIで甦らせていると報告する。階段を下りて行った先にいた少女を見た平は、思わずサチと見間違えた。そこでサチに来てもらいユキと対話させ、その隙にデータを抜き取ろうとした。

真木と照は保坂の元に行き再開発の件を話す。なぜなら、再開発の場所には保坂の土地も含まれていたからだ。釣りをしたまま相手にしない保坂に、真木はウエアラブルグラスを置いていく。それをかけると昔の風景が見れるという。保坂はその時は無視したままだった。彼らが帰った後、グラスをかけると浮かび上がる祭りの光景を見た保坂は、その懐かしさに感動した

屋上でバーベキューをする大臣たちの元に平が差し入れにやってくる。サチが補佐官を辞めることを伝えると、察した真木はスノウにアクセスしたかを問う。何も答えない平に大切な友達と話したかっただけなんだと説明した。さらに自分が総理を続けることで苦しむくらいなら、自分が平を救いたいと告げた。

平の部屋にやってきた照はソロンの由来について語る。古代ギリシャの政治家の名をつけた理由を問うと、平は何も答えずに引き取るよう告げた。そしてソロンになぜ自分が総理に選ばれなかったのかをきく。ソロンはその理由として真実を語っていなかったからだと答えた。さらにあったはずの大切なものが、既に失われているのを自分でも分かっているはずだと指摘した。その答えを聞いた平は「僕の17才はとっくに終わってる」とつぶやいた。

真木はユキに作ってよかったのかを問いかける。ユキはもちろんだと答えるが、本物のユキもそう言ってくれたのかなとつぶやいた。それを聞いたユキは「私は本物のユキだよ」と返した。

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【17才の帝国】4話のまとめと感想

人それぞれに幸せを与えようと、真木はAIで故人を甦らせたりしました。

高齢者の幸せについて考えさせられる回で、ドラマ内では高齢者は現在に幸福を感じていない人が多いと描かれます。郷愁に駆られるのは現在に満足していないからで、日本人は欧米諸国に比べて高齢者の幸福度が低いと語られます。確かに「あの時は良かった」という話は、ある程度時を過ごしてきた人からしか出ません。

そこで真木が考えたのは故人をAIで甦らせたり、過去の映像を見せるという取り組みでした。サチはユキのこともあって嫌悪しますが、当の本人たちは意外と楽しそうです。だったら幸せかというと、それはそれでまた虚しさを覚える気がします。ただ、こういった試みはAIを敵視しないきっかけにはなりそうです。

ユキの考える理想の世界というものが、最終的には大人を排除した世界でした。真木はそれを真に受けて排除の方向に向かうのか?少し戸惑いを感じているように見えます。

どうやら予告を見たところ白井秘書の日記が発見され、そこには重大なことが書かれているようです。平はこれを使い鷲田総理を辞任させそうな予感がします。なぜなら、ソロンとの対話で何か吹っ切れた気がするからです。自分が失ってしまった情熱や真っすぐさを持つ真木に感化され、それを守ろうとして総理諸共消えるような気がします。

次回最終回はどういったオチになるのか?ウーアに住む人々の行く末はどうなってしまうのか、気になるところです。

【17才の帝国】4話のいいセリフ

僕の17才はとっくに終わってる。

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